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住宅地の家庭菜園荒らすヒグマ射殺におおらかな抗議殺到
予想はされていたことだが、ヒグマ射殺に抗議がきた。
ほとんどは関東・関西からのもので、ヒグマさん、かわいそう、なにも殺さなくても........といったものばかりらしい。
すべては科学的な意見ではなく、道外の非当事者たちの素朴なやさしい心 からきたのものだと思う。
今回の事件とは無縁、完全な無知な心情からきたもので、まことにおおらかな抗議と言えよう。
麻酔銃でねむらせて森にもどしてやって、という意見は、かなり現実ばなれした無知からきているものの、とてもかわいらしく思う。
ちなみに、私自身も不勉強からくる無知から、クマよけ電気柵や麻酔銃に対して過度な期待があった。
現在使われる麻酔銃はニホンザル程度の小動物には有効だが、ヒグマのような大型獣を念頭に造られたものではなく、これを用いると麻酔が効くまでに時間がかかりすぎかえって危険らしい。
クマよけ電気柵はヒグマが電線の真下を掘れば容易に突破できるという。
昨今の、ヒグマにかかわる事件をみると、その原因として最も大きなものは一時期ヒグマが減ったとして、平成元年から春グマ猟を禁じたことによるヒグマ個体数の急激な増加と、人間に対する恐怖の念消失(新世代クマ) ではなかろうか。
しかし、総合的な実態調査が行われていないようでヒグマ生息数や分布状態に関する最新のデータがないのか科学的な判断がむずかしいのかも知れない。
私自身の経験からは、かってヒグマに遭遇することなどまったくない人生だったが、この5-6年は、ウソみたいに年中お目にかかるようになりヒグマの痕跡など、いたるところで目にするようになり、ヒグマが増えていることは誰が何と言おうと明白だと断言する。
かって全道的にエゾシカが減ったことで禁猟措置をとったまではよかったが、その後のモニターがおろそかであったばっかりに、いまや北海道中に大繁殖したエゾシカに自然破壊の限りをつくされている前例を忘れることなく適切な対応をすべき時期かもしれません。
わたし的には、こんなに頻繁に山でクマに会うのは正直いやです。
個体数を減らす手っ取り早い方法は春グマ猟解禁かもしれませんが、春グマ猟解禁がかってのように乱獲につながらないような方策も大切だとおもいます。
新聞記事は2019-8-16(金)北海道新聞朝刊より引用しました。
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住宅地の家庭菜園荒らすヒグマ射殺におおらかな抗議殺到
予想はされていたことだが、ヒグマ射殺に抗議がきた。
ほとんどは関東・関西からのもので、ヒグマさん、かわいそう、なにも殺さなくても........といったものばかりらしい。
すべては科学的な意見ではなく、道外の非当事者たちの素朴なやさしい心 からきたのものだと思う。
今回の事件とは無縁、完全な無知な心情からきたもので、まことにおおらかな抗議と言えよう。
麻酔銃でねむらせて森にもどしてやって、という意見は、かなり現実ばなれした無知からきているものの、とてもかわいらしく思う。
ちなみに、私自身も不勉強からくる無知から、クマよけ電気柵や麻酔銃に対して過度な期待があった。
現在使われる麻酔銃はニホンザル程度の小動物には有効だが、ヒグマのような大型獣を念頭に造られたものではなく、これを用いると麻酔が効くまでに時間がかかりすぎかえって危険らしい。
クマよけ電気柵はヒグマが電線の真下を掘れば容易に突破できるという。
昨今の、ヒグマにかかわる事件をみると、その原因として最も大きなものは一時期ヒグマが減ったとして、平成元年から春グマ猟を禁じたことによるヒグマ個体数の急激な増加と、人間に対する恐怖の念消失(新世代クマ) ではなかろうか。
しかし、総合的な実態調査が行われていないようでヒグマ生息数や分布状態に関する最新のデータがないのか科学的な判断がむずかしいのかも知れない。
私自身の経験からは、かってヒグマに遭遇することなどまったくない人生だったが、この5-6年は、ウソみたいに年中お目にかかるようになりヒグマの痕跡など、いたるところで目にするようになり、ヒグマが増えていることは誰が何と言おうと明白だと断言する。
かって全道的にエゾシカが減ったことで禁猟措置をとったまではよかったが、その後のモニターがおろそかであったばっかりに、いまや北海道中に大繁殖したエゾシカに自然破壊の限りをつくされている前例を忘れることなく適切な対応をすべき時期かもしれません。
わたし的には、こんなに頻繁に山でクマに会うのは正直いやです。
個体数を減らす手っ取り早い方法は春グマ猟解禁かもしれませんが、春グマ猟解禁がかってのように乱獲につながらないような方策も大切だとおもいます。
新聞記事は2019-8-16(金)北海道新聞朝刊より引用しました。
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