主要100社採用計画調査

世論調査によると企業の採用基準は最近、書類に絞らず、面接を重視し、対話力や論理的思考力を求める要になってきているという。成績や語学力・マナー・要領を求める会社は0社。また企業の求めるコミュニケーション能力を学生はやや誤解してる向きがあるという。8割りぐらいの学生は試験後「うまくいった」と答える。それは用意してきたことをきちんといえたからだという。会社の求めるコミュニケーション能力は相手の話を聞く能力や洞察力も含めたもので一方的にしゃべることではなく仕事をする上で必要な対話ができるかどうかを企業は見ているというものだった。自分の言葉で話せるかどうかだともいう。付け焼刃は難しく小学校のうちから教育する必要があると経済団体の担当者は言う。もっともだと思う。企業の競争力は総合的な人間力を求めている。今進学などで求める学力とはおおよそ異なることになる。
学校の学級作りや授業形態はますます学力検査対応に変わってきている。私は教育が企業の求める人材作りのためとは思わないが、企業が人間力や人格を求めるなら大賛成だ。
今までも企業の要請が教育行政に深く反映してきた。今までのミスリードに1番早く気がつくのがこれまた企業であるとという穿った見方をすればマッチポンップともとれなくもないが、いいものはいい。行政や、学者、現場の先生・当の学生や保護者からの指摘でない所がなんとも皮肉だ。
企業の競争力が本来の人間力を求める時代になったというなら大歓迎。早速行政的な努力をしてほしいものだ
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