昨日出合った「生の声」

この夏、追っかけをして見たミュージカル「キジムナー」の監督の話が聞けた。
  30分ぐらいだったが、描いてるイメージの明確さと人を知り尽くしてる感じで期待超えていた。
 監督の権威や存在感すら少しも匂わせない見事なものだった。描いてるイメージが主人公で、話を聞いていると、そのイメージと自分しかいない。監督が全くそれを邪魔しないのだ。
 追っかけをやったミュージカルは100人以上で演じたものだったが,昨日は監督一人なのに、感動はそれを蘇らせるのに十分だった。
 話の中に性を交えた男女の愛を語るところも怪しげないやらしさがどこを探しても見当たらない。人の深さの中にしかない【生の声】でないかと思った。妻も同じように感じたようだった。
 公演でもお話でも、こんな機会があったら、
                                 また(追っかけ)をすると思う。

明日会う中学生や 明後日会う昔の同僚も(生の声)の期待だ。

とか言っても、本当はいつどこで(生の声)が聞けるかの予測は当たらないことが多い。多分、相手のせいばかりでなく、
 その時の自分の感覚のせいがあるからだろう。

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