現状を見えなくするニュース



阿部首相は記者クラブの記者会見で「日本は受け入れるのか?」と問われ「日本は 難民を出さないことだ。」と言いのけた。

   質問はそれまでだった。
  
夜のNHKニュース解説は 米中会談を項目ごとに評価していたが 世界が大きく政治的陣営に割れている今 日本が組する陣営からの一方的評価だった。 ほとんどすべてのマスコミ情報は支配権力に迎合し、一方的に報道するのは普通かもしれないが 先の記者会見と言いこのニュース解説と言い

 報道としていかがなものか? 物事は社会であれ何であれ事実によって動くのであって思惑では動かない。例えそれが陣営間に対立があったとしても、対立は事物を変化させる要因の1部に過ぎない。 グローバル化した世界にあって 単純に国家間や陣営間の対立で分析できるものではない。

 情報時代のツールであるスマホをのぞき込む風景をやたら目にするが 多くの世界レベルの情報難民を出してはいるようだ。 
 
 首相はそのこを言いたかったのならまだ良いが。
 
 
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