基準なる(人心の乱れ)

 

       子どもの心を対象に仕事をしてきたこともあってか、社会の良し悪しの変化を見る指標を≪人心≫に置くのも

     良いのかな、と思う。

   平和や戦争、 経済成長率、失業率、格差、進学率、寿命、、犯罪率、自殺率、等々は、部分的な指標のきらいがある。ブータン等は経済成長率に変えて「幸福度」を指標にしていると言われているが、観念的な感じがしなくも無い。

 現在、社会全体を評価する公的な基準は無いが、個人としては最も気になるところである。

   ≪人心の乱れ≫もデーター的に明らかには出来ないが、個人の感覚的な実感であっても、今用いられてる価値観や指標よりは実態に近くないか?

   「戦争」との対語で用いられる限定的な「平和」や経済力の進捗も表さないような「GDP]よりは よっぽどましではないかろうか。

 グローバル化している世界は国家間に大した違いは無いとは思うが、あえて現代の日本における≪人心の乱れ≫具合を  想像して見たい。

   根拠のない情報と『無責任』が大きな規模で(自分を含めた)社会の隅々までかつてなく蔓延っている感は否めない。

 

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大人の「あっち向いて ホイ」

 

   エボラ出血熱で、西アフリカは の死者は900人を越え、リベリアは パニック状態になり非常事態宣言を出した。

   国内では不登校児・生徒の増加、 特に小学生が急増。

   日本の上半期の経常収支がついに赤字。

   今日、特に気になったニュースだが、これに対し世界や日本は何をしているだろう?

   「あっち向いて ホイ」をやっている場合ではない。

   

    

   

   

 

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 はじめて気が付く 当たり前の事

 

   悲惨なウクライナの問題を放置している欧米先進国の民度は(目くそ鼻くそ)の違いだとは思うが、敢えて日本の民度を問うとしたら、原発発事故を起こしながら再稼働を急ぐ日本と 事故を起こさないのに原発を止めようとしているドイツの差なのか、と思う。

  やっぱり日本は、東南アジアの島国の一つだったのだと、当たり前の事を新しい発見であるかのように感じるこの頃である。

   

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求められてるゴローバルスタンダード(世界基準・標準)

 

    否が応でも世界はグローバル化は進み、やがて政治経済文化のどの分野でもグローバルスタンダード(世界基準・標準)が求められるだろう。

   グローバルスタンダードは画一化ではなく、多様性を内包し、単なる画一化ではない。現在はその過渡期にで多くの矛盾を抱えている。

    世界の混乱をこの観点から見るとっどうなるか?

   

    

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倫理は共生への価値観

 

     イスラエルとガザの武力衝突はどうみても古典的価値観である真・善・美とは遠くに見える。

    絵にかいたような弱肉強食にも映るが、世界は放置しているようだ。

    宗教がらみかどうかは分からないが、子どもが顔から血を流して恐怖におののき泣き叫んでいるのを見ると、どうしても放置している我々人類の倫理観が問われているような気がしてならない。

    現代社会はグローバル化とは反対に倫理的価値観を喪失しているかもしれない。

   世界のどんな宗教も自己中心ではない、共生への価値観をベースに持ってと思うのだが…宗教以前の問題なのだろうか?

    

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平和の語り方

 

     今年は集団安全保障の問題もあってか 広島・長崎や終戦記念の式典も絡んだこの季節、例年になく、メディアは平和について取り挙げる。

   しかしそのほとんどは、集団安全保障は憲法との関係で、戦争はその悲惨さの面から語られる。

    日本や世界の現状を分析して必要性の有無を論じているのを見たことが無い。

     集団安全保障は周辺国の脅威を理由に論ずる向きもあるが、仮定している相手国は「煽っている」と反論する。

    双方、主張の根拠は乏しい。歴史は いかなる戦争も仮想敵国の不当性や脅威を理由にしてきた事実がある。

    今必要なのは通り一遍の不当性や脅威ではなく、科学的根拠と検証済みの論証に絶えられる言葉で論じることではないか。

   グローバルな世界にふさわしく地球的規模で政治・経済を包括し、根拠と客観性を明らかにして検討をしてほしいものだ。

   勿論、タブーを避るのは問題外であり、科学的検証の出来ないような根拠のはっきりしない空中戦は ろくな結果を生まない。

      

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 現代の世界的タブー?

 

    イスラエルとパレスチナの地上でも稀に見る暴力的紛争を 何故 政府もマスコミもコメントしないのだろう?

    それだけでなく 国連やアメリカの動きもほとんど見えない。

     世界的な問題の根源的な意味を持っていそうなこの問題を 政党や政治家をはじめ、ニュースの解説者も専門家も 取り上げない。 これは現代のタブーなのか? 安倍さんも政府もは一言も無く、オバマさんは一言意味不明なことを言って ゴルフに出かけた。

 

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  自らに問いたいこと

長崎の事件とガザへの爆撃に似た何かを感じる。

   それは はく奪された感覚や感情の喪失された行動と言えるかもしれない。

   個人的な行動と国際的な行動の違いはあるが、似た行動は世界や国内の至ると頃に見られないか。

     またしても根源的な問いを欠いた拍車をかけるような報道が溢れている中で、TBSの日曜討論で レギュラーの写真家(名前は忘れた)のコメントに 大きな拍手を送りたい。

    教師経験から言うと、あの高校生の行動は この社会にあっては 必然性があり、加害者と被害者が分からなくされている。

     感覚や感情の喪失を自らに問いたい。

    

  

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