福島県と関東地方に、「大気圏核実験が全盛期だった過去50年間の同地域の総量に匹敵する莫大な放射性物質」を降下させ、大地と人間を被曝させた福島第一原発の最大事故が隠蔽されてきた、と指摘するブログ記事です。事実とすれば、これまで厖大に、それなりに詳細に報じられてきた、福島第一原発事故のルポや解説記事とは、いったい何だったんだろう。嘆息するしかない。
以下は、7月20日に、一民間人のブログに投稿された記事。
2011年3月20日、隠蔽された3号機格納容器内爆発
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/5763592/
はじめに 12日1号機の水素爆発、14日の3号機における水素爆発、15日2号機のサプレッションチェンバー爆発。これら相次ぐ事故によって、福島第一原発から今まで放出されてきた放射性物質の大部分は15日までに放出されてきたものであるかのように東電・政府は発表しています。 ところが、もっとも重要な放射能汚染は3月21日に起きていることは、あまり一般には知られていません。
(中略)
3/21に関東地方を襲ったフォールアウトは、大気圏核実験が全盛期だった過去50年間の同地域の総量に匹敵する莫大なものであった。 この放射性物質は、よく言われるように、3/15までに福島第一原発から放出された放射性物質が雨によって落ちてきたものでは決してなく、直前に放出されたものである。 その汚染源は明らかに3号機であり、おそらく福島第一原発最大の事故であった。
以下は、上の3号機の再溶融を裏づける8月8日の朝日新聞記事。
震災10日後、2度目の溶融か 福島3号機、専門家指摘
http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY201108070330.html