コタツ評論

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いちばん危険な4号機

2011-11-30 22:46:00 | 3・11大震災
先日、浅草に知り合いの社長さんを訪ねた。ビルをいくつも持っている在日華僑だが、家賃を払わない店子ばかりで頭を抱えているそうだ。店子といっても、50~100坪の焼肉店や中華料理店を営むのだから、その家賃滞納額も数百万に上るという。裁判に訴えてもたいてい和解を勧められ、結局、出て行く代わりに滞納家賃はチャラにされるのが落ちだろうと溜息をついていた。

スカイツリー人気で賑わう浅草ですら、繁盛している店はほんの一握り、家賃を払えない店も珍しくないらしい。その理由の第一は、もちろん不景気。第二は、外国人観光客の激減だという。もちろん、その背景には、最近の急激な円高があるわけだが、日本訪問が敬遠されるきっかけのひとつは、いうまでもなく、福島第一原発事故による放射能汚染への恐怖だろう。

だが、福島第一原発事故は収束に向かっているどころか、さらなる脅威と恐怖が待ちかまえている。大量の核燃料棒が残されている4号機の建屋に倒壊の怖れがあり、そうなれば、東京と横浜は退去地域になるほど、広範囲に深刻な放射能汚染被害が予想される。それを指摘するのが以下だ。そのときスカイツリーは、無人の首都にそびえ立つ一本ロウソクとして、東京の墓標となるだろう。

かねてから倒壊が危惧されてきた4号機

4号機建屋の傾きと吉田所長の入院
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1004.html

元技術者が福島原発について警告―「四号機が一番危ない」
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=1266

Akio Matsumura Finding the Missing Link
http://akiomatsumura.com/
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こんやはいしだあゆみ

2011-11-30 01:00:00 | 音楽


鼻歌に聴こえて、そうではない。端唄、小唄のここちよさ。1970年前後、都会に働く下積みの男たちや女たちが、鼻の頭に汗を浮かばせながら、口ずさんでいたのは、こんな歌だった。歌謡曲は優れてワークソングだった。

渚にて  詞:阿久悠/曲:中村泰士
http://www.youtube.com/watch?v=61V-G3AORc0

喧嘩のあとでくちづけを  詞:なかにし礼/曲:中村泰士
http://www.youtube.com/watch?v=RyHE2zHaqTg

砂漠のような東京で  詞:橋本淳/ 曲:中村泰士
http://www.youtube.com/watch?v=AQsvf4ul50o

あなたならどうする  詞:なかにし礼/曲:筒美京平
http://www.youtube.com/watch?v=evwLTKb_yLE

生まれかわれるものならば  詞:橋本淳/曲:筒美京平


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夢でいいから 投稿者 jrapaka2

茶髪(チャパツ)とはいわず、栗毛色といった。きれいで洒落ていて、大人の女性の色香があった。若い男は「あんな彼女がいたら」、若い女も「あんな風に素敵になれたら」とうっとり憧れた「都会の女」だった。ほんのひととき、都会の孤絶を忘れさせ、甘美な恋愛と傷心を同時に夢見させてくれるアイコンだった。

(敬称略)
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