コタツ評論

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次々明るみに出るぬかるみの罪悪

2014-05-04 00:06:00 | ノンジャンル
ほんとうにひどいセウォル号沈没

もう人災ではなく、殺人に等しいでもなく、これは未必の故意による殺人だな。

韓国船、救命いかだは使用不能 発覚恐れ待機指示か
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0400F_U4A500C1000000/?dg=1
「待機指示」は間違ったアナウンスではない。間違っていたのは、それ以外のアナウンスをせず、「待機指示」の後に出されるべき、避難の誘導がなかったことだ。救命いかだの使用不能を隠すためだったとは、まさか、そこまでは考えていなかった!


パンツ姿で救助される船長と使用不能の救命いかだ


沈没船員ら、着替えて乗客偽装か
http://news.livedoor.com/article/detail/8798956/インタビューに答える船員たちが、みな制服ではなく、ヨットパーカーを着たり、漁船員みたいな恰好をしていたのが気になっていたが、まさか、そこまでは考えていなかった!


船長(中央)と船員たち

セウォル号沈没をとおして、韓国社会の官民一体となったバラバラ、無責任な仕事への徹底的な忠誠、安全の軽視というより無関心、などが露呈したが、それは韓国の安全保障問題にもただちにつながる。危機管理能力とは、有事や戦時にそのまま適用できる、シミュレーションだからだ。北朝鮮は第二次朝鮮戦争に自信を深めているだろう。

(了)