「鼻血ありまぁす!」とマンガに描いたら、こぞって、「鼻血が出たなんて話は聞いたこともない」と大合唱して、原作者の雁屋哲氏に、「放射脳だ」「デマだ」「風評被害だ」「反日だ」と非難囂々、スピリッツ編集部は謝罪し、「美味しんぼ」は休載に追い込まれたのだが・・・。
福島県双葉町で鼻血「有意に多い」調査 「避難生活か、被ばくによって起きた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140516-00000005-jct-soci&p=2
STAP細胞だって、データの「捏造」を批判する向きは多くとも、STAP細胞そのものを「捏造」したという人はさすがに少なかったのに、「鼻血の捏造」と決めつけた人が圧倒的多数だった。他人事ながら、自らの「言論の自由」にどうけじめをつけるのか、あるいはどう言い繕うのか、たぶん黙殺するのだろうが、ちょっと楽しみ。
日本では、大久保の代表選出に「サプライズ!」とか「ザックジャパン始動」とか浮かれているが、ブラジルでは、開幕まであと1か月に迫りながら、W杯反対デモが激しさを増しているそうだ。
ブラジルでまたW杯反対デモ、開幕まで約1カ月
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35048044.html
サッカーの祖国がイングランドなら、母国はブラジルとしたいほど、サッカー強大国のブラジルで、Wカップ開催の巨額な費用に、「そんな金があるなら、福祉や教育に回せ!」と反対デモが盛り上がっている意外な事実。典型的な「サーカスとパン」であるリオのカーニバルの国で、サッカーW杯開催に反旗が翻っていることに、BRICs(ブリックス、Brazil, Russia, India,China)の一角として、経済発展してきたブラジル市民の成熟をみるのが、むしろ当然では。はたして、6年後の東京五輪に向けて、日本でもブラジル並の反対デモが起きるかどうか。あるいは、日本の成熟を示すべつの動きがあるのか。
マイナー誌の日刊サイゾーが、朝日新聞みたいなスクエアな記事を書かなくてはならぬほど、メジャーの劣化と貧困が進んでいると読むべきかも。よく整理されて読みやすい記事です。
NHKの2番組に批判殺到、なぜNHKは社会保障の問題点を批判できず、世間とズレる?
http://topics.jp.msn.com/wadai/cyzo/article.aspx?articleid=4330420
4月27日放送の『NHKスペシャル 調査報告 女性たちの貧困~“新たな連鎖”の衝撃~』(NHK総合)と4月28日放送の情報番組『あさイチ』(NHK総合)では、「奨学金が返せない!?」と題して、日本学生支援機構(以下、支援機構)の奨学金の問題を取り上げたが、あまりにも突っ込みが浅いという批判。
ネットカフェで暮らす母娘や7万円のアルバイト代で生活する未成年女子である被取材者に、たとえば、国民の生存権を保障する生活保護制度があることを知らせない。ひいては視聴者にも知らせないのは、なんでも自己責任にする政府自民党の新自由主義に阿っているのではないかと。
だが、貧困問題を取り上げたのはNHKならではのことで、突っ込みが浅い甘いという以前に、はたして民放でこうした取材や番組が可能かどうか考えてみる必要がある。考えてみるまでもなく民放ではとっくに不可能だ。
昭和44年(1969)のヒット曲です。「今夜は、奥村チヨ」もやりたいのですが、いい動画がありません。
奥村チヨ 恋泥棒
https://www.youtube.com/watch?v=pimw_yLgUzI
45年前、新宿西口広場の反戦フォーク集会が大群衆を集め、都立武蔵丘高校卒業式で生徒20人が式場を占拠して機動隊が導入され、4人を射殺した永山則夫が逮捕され、沖縄反戦デーのデモが盛り上がりゲリラ活動が頻発し、羽仁五郎の『都市の論理』がベストセラーになり、芝浦工大で内ゲバ事件初の死者が出て、東名高速道路全線開通し、国民総生産(GNP)が世界第2位になり、初の「公害自書」発表されました。
(敬称略)
福島県双葉町で鼻血「有意に多い」調査 「避難生活か、被ばくによって起きた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140516-00000005-jct-soci&p=2
STAP細胞だって、データの「捏造」を批判する向きは多くとも、STAP細胞そのものを「捏造」したという人はさすがに少なかったのに、「鼻血の捏造」と決めつけた人が圧倒的多数だった。他人事ながら、自らの「言論の自由」にどうけじめをつけるのか、あるいはどう言い繕うのか、たぶん黙殺するのだろうが、ちょっと楽しみ。
日本では、大久保の代表選出に「サプライズ!」とか「ザックジャパン始動」とか浮かれているが、ブラジルでは、開幕まであと1か月に迫りながら、W杯反対デモが激しさを増しているそうだ。
ブラジルでまたW杯反対デモ、開幕まで約1カ月
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35048044.html
サッカーの祖国がイングランドなら、母国はブラジルとしたいほど、サッカー強大国のブラジルで、Wカップ開催の巨額な費用に、「そんな金があるなら、福祉や教育に回せ!」と反対デモが盛り上がっている意外な事実。典型的な「サーカスとパン」であるリオのカーニバルの国で、サッカーW杯開催に反旗が翻っていることに、BRICs(ブリックス、Brazil, Russia, India,China)の一角として、経済発展してきたブラジル市民の成熟をみるのが、むしろ当然では。はたして、6年後の東京五輪に向けて、日本でもブラジル並の反対デモが起きるかどうか。あるいは、日本の成熟を示すべつの動きがあるのか。
マイナー誌の日刊サイゾーが、朝日新聞みたいなスクエアな記事を書かなくてはならぬほど、メジャーの劣化と貧困が進んでいると読むべきかも。よく整理されて読みやすい記事です。
NHKの2番組に批判殺到、なぜNHKは社会保障の問題点を批判できず、世間とズレる?
http://topics.jp.msn.com/wadai/cyzo/article.aspx?articleid=4330420
4月27日放送の『NHKスペシャル 調査報告 女性たちの貧困~“新たな連鎖”の衝撃~』(NHK総合)と4月28日放送の情報番組『あさイチ』(NHK総合)では、「奨学金が返せない!?」と題して、日本学生支援機構(以下、支援機構)の奨学金の問題を取り上げたが、あまりにも突っ込みが浅いという批判。
ネットカフェで暮らす母娘や7万円のアルバイト代で生活する未成年女子である被取材者に、たとえば、国民の生存権を保障する生活保護制度があることを知らせない。ひいては視聴者にも知らせないのは、なんでも自己責任にする政府自民党の新自由主義に阿っているのではないかと。
だが、貧困問題を取り上げたのはNHKならではのことで、突っ込みが浅い甘いという以前に、はたして民放でこうした取材や番組が可能かどうか考えてみる必要がある。考えてみるまでもなく民放ではとっくに不可能だ。
昭和44年(1969)のヒット曲です。「今夜は、奥村チヨ」もやりたいのですが、いい動画がありません。
奥村チヨ 恋泥棒
https://www.youtube.com/watch?v=pimw_yLgUzI
45年前、新宿西口広場の反戦フォーク集会が大群衆を集め、都立武蔵丘高校卒業式で生徒20人が式場を占拠して機動隊が導入され、4人を射殺した永山則夫が逮捕され、沖縄反戦デーのデモが盛り上がりゲリラ活動が頻発し、羽仁五郎の『都市の論理』がベストセラーになり、芝浦工大で内ゲバ事件初の死者が出て、東名高速道路全線開通し、国民総生産(GNP)が世界第2位になり、初の「公害自書」発表されました。
(敬称略)