青島食堂です。
私のラーメン食べ歩きの原点となった店です。
2007年の記事にもそんなことを書きましたが、その時以来実に15年ぶりの訪問になります。
青島のラーメンを食べ始めた頃、新潟5大ラーメンなんて言葉はなく、長岡生姜醤油系なんて言葉もありませんでした。
日常に普通に存在していたラーメンでした。
それは他の地域、新潟市や燕三条でも一緒でしょう。
それがネットやSNSで情報が飛び交うようになり、自分が普通に食べているラーメンがごく限られたエリアに限られたもので、世の中には色んなラーメンがあることを知ります。
これはおもしろい!おもしろすぎるぞ!!と、どんどんのめり込んでいった訳です。
そんな私のソウルフード、青島。
私が初めて食べてからもう30年以上が経っていますが、今もなお長岡の超人気店です。
老舗強しというのは旭川もそうで、地方都市のご当地ラーメンは全国でその傾向があるように思います。
曲新町店、ここが実質本店だと思っています。
建物はその当時と同じ。
歴史を感じます。
中は改装されてきれいになっていますね。
少し並んでお店に入りますと、タッチパネル式の券売機が導入されています。
メニューは以前と同様、青島ラーメンのみ。
それを大盛にするかどうか。
チャーシューメンするかどうか。
チャーシューを食べることはめったにありませんが(マラソンの後ぐらい)、ここではチャーシュー一択です。
カウンター席に座って待ちます。
久しぶりの訪問で、偶然特等席でした。
目の前にチャーシューの山と、麺を茹でる巨大な鍋。
このチャーシューが激ウマなんだよな。
肉脂の美味さだけでなく、ランダムな切り方が絶妙だと思うんですよね。
そして巨大な鍋に麺を泳がせ、平ざるでチャッチャと湯切りをする姿は職人技でした。
青島チャーシュー。(900円)
細かな説明は不要。
いいから食べてみて。
色んなところでインスパイアされているけどやっぱりここは別ものだわ。
麺は多加水麺ね。
するするっとしなやかで実に美味い。
旭川とは真逆、札幌麺とも違う。
北海道の人に受け入れられないかもなーと思いながら、でもまあそれはそれでよし。
そして安定のチャーシュー。
たぶん世の中で一番好きなチャーシューです。
過去に食べたものって往々にして美化されますよね。
しばらくぶりに食べたらあれこんなもんだっけ?ってね。
でも今回は違いました。
食べた瞬間、やばっ美味っ!
変わらず美味いなと思うってことは、間違いなく進化していると思うんですよね。
開店から60年以上が経過、有力店が数多く存在する長岡でトップランナーであり続ける理由がわかった気がします。
今回は気持ちが多く入ったかなり主観的な記事でしたが、長岡にお越しの際にはぜひどうぞ。
支店は、新潟市、東京秋葉原にもありますので、そちらでもいいですよ。
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南万代は支店ですね。
私自身、新潟では南万代では食べたことはなく、東堀と朱鷺メッセで食べましたが、本店ほどのオーラはないものの、まずまず再現されているなと感じました。
3年前新潟行った際、新潟駅から北へ徒歩5分程のお店で食べました。
写真見る限りほぼ同じでしたが如何でしょうか?
新潟と言えば心繋さん店主の顔が目に浮かびます(笑)