宴の倶楽部＠旭川市永山

宴の倶楽部です。
「うたげのくらぶ」と読みます。



ずっと温存していましたが、noroさんに先を越されてしまいました（笑）
いやそれにしても、暖簾を潜りがたいオーラを放っていますね。



場所は、永山2条22丁目。
国道39号に並走する通り沿い。
ラーメン店基準ですと、三幸食堂の斜め裏ぐらいです。

女性店主さん1人で切り盛りする店内は、カウンター2席、小上がりにちゃぶ台1卓。
宴をするにはさすがに狭いので、奥で宴を開けるのでしょう。

メニューはこんな感じ。

ラーメンはみそラーメンのみ、600円。
正油と塩は元々あったようですが、札がひっくり返っています。
他、おにぎり、ライスと飲み物ぐらい。
ラーメン専門といっていいかもしれません。

みそラーメン。（650円）



さらりとしたスープです。
甘辛い味噌ダレで、全体としてはあっさりめですが、まずまずの旨味。
ふるきやよしの程の濃さはなく、ささきのようなあっさりさもなく、ちょうど中間ぐらいの濃さです。
普通に美味い味噌ラーメンです。

麺は、加水率低めの中細縮れ麺。
オーソドックスな旭川麺だと思いますが、どこのでしょうか。

具は、炒め野菜で、モヤシがメイン。
他には、細切れの人参、ピーマン、白菜とひき肉が加わります。
スープとよく合いますね。


中間系旭川味噌拉麺専門店


これは穴場ですね。
バナナまでいただきまして、ごちそうさまでした。

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青葉＠旭川市中心部 ４

青葉です。
「あおば」と読みます。

場所は、2条通8丁目。
緑橋通り沿いにあります。


↑
上の写真のように、2軒隣の建物にもこんな看板があります。
この間にあるそば屋を、両サイドから看板で挟み込んでいるという、強気な店構えです。

暖簾を潜りますと、カウンターと3～4人の小さなテーブルの小さなお店です。

「はい、らいっしゃい、うぅん、醤油でいいかな、うぅん、うぅん」と店主さん。

そして母さんが、丁寧に荷物を置くところなどを教えてくれます。
相変わらずの、親しげな、居間に入り込んだような感覚を覚える接客です。

こんな接客に圧倒され、「醤油でいいかなぁ　うぅん」などと言われてしまっては、以前の記事でのラー翁さんのコメントが完全に頭から抜けてしまいました（笑）



メニューはこんな感じで、増税後も価格据え置きのようです。
そうでなくても強気の価格設定だったので、これ以上上がったらどうしましょうかと思ってましたが、よかったです。
ということで、言われるがまま、正油らぅめん。（750円）



細かな粒子が浮く透明系スープです。
豚骨ベースに、魚介が合わさります。
煮干しというよりは昆布のような旨味、青葉独特の風味があります。

麺は、藤原製麺でしたっけ。
加水率低めの麺です。
縮れが強く、つるっとした食感の麺です。
以前と変わったような気もしますが、同じような気もします。　

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔。
チャーシューは円形大判、もっちりタイプ。
ネギが脂に塗れます。


旭川老舗居間進入系


地元ではあまり話題に上ることがない店ですが、ラーメンとしての完成度は高いと思います。
旭川を代表する1杯といえます。
ただ、この妙に親しげな接客は、個人的にはどうも違和感があります。
ですが、お客さんの殆どは観光客で、見知らぬ土地で入った店で、優しく受け入れてくれる雰囲気なのだと考えると、なるほどなと思う訳です。

「はぃ、ありがとっ、さんきゅっ、うぅん」　と気持ちよく、店を後にしました。

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梅光軒 ラーメン村店＠旭川市 ラーメン村

梅光軒のらーめん村店です。
「ばいこうけん」と読みます。



場所は、永山11条4丁目。
あさひかわラーメン村にあります。

メニューはこんな感じ。

メニューは、醤油、塩、味噌ラーメンの順。
醤油と塩が700円、味噌が750円。
各バター、野菜、チャーシューとあり、それぞれにハーフサイズもあります。
写真を見ると、やはり野菜ラーメンにはチャーシューがありません。

塩ラーメンを食べました。（700円）



表面の脂は多めです。
白濁した豚骨スープに、鶏や野菜も加わります。
いつもの梅光軒独特の風味があります。
ここでは、塩分濃度高めで、脂も多く、パンチがありました。

麺は、加水率低めの中細縮れ麺。
白く縮れ強いのが特徴の、梅光軒の自家製麺です。


具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。
メンマは大きめでしたが、そこまで特大ではありませんでした。


脂重厚系梅光軒


梅光軒の中でも、濃いめの1杯かと思います。
ここで今度は醤油を食べてみたいところです。

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あさひや食堂＠上富良野町

あさひや食堂です。
「あさひやしょくどう」と読みます。



場所は、上富良野町栄町2丁目。
上富良野の中心部、メインストリートである道道291号沿いにあります。
他の食堂が1本入ったところにあるなか、こちらはわかりやすい立地です。

暖簾を潜りますと、カウンター5席、4人がけテーブルが3卓あります。

メニューはこんな感じ。


ラーメン 500円、みそラーメン 550円。
塩ラーメンはありません。頼んだら作ってくれるかもわかりません。
丼ものは5種類あって、玉子丼は550円。
他、定食、チャーハン、オムライス、カレーとあります。
そば・うどんは、それだけでメニューの半分を占める程、種類が豊富です。

ラーメン　を食べました。（500円）



透明系のスープです。
醤油ダレが前面に出たあっさり系スープ。
今までアップした上富良野の食堂系ラーメンはそれぞれ特徴がありましたが、ここはあまり特徴ないのが特徴です。
ごくオーソドックスな醤油ラーメンといえます。

麺は、加水率高め、中ぐらいの太さの麺です。
ごくオーソドックスな麺です。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、かまぼこ、海苔。
意外と具沢山です。
チャーシューは、小ぶりのものが2枚、もさもさ味濃い系です。


上富良野シンプル標準的醤油拉麺


上富良野食堂系は、特徴的なラーメンが多いのかと思ってましたが、この店のようにオーソドックスなラーメンを出す店もあります。
上富良野の食堂系ラーメン、おもしろかったです。
今回でひとまず終了ですが、他に情報がありましたら、教えて下さいね。

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雅 留萌店＠留萌市

雅の留萌店です。
「みやび」と読みます。



場所は、留萌市南町4丁目。
国道233号線沿い、旭川方面から留萌市街地に入ろうかというところ、とてもわかりやすい立地です。
以前は「はちまる亭」や「久楽(未訪)」があった場所で、これらの店は程なくして閉店してしまいましたが、こちらの店はすっかりこの地に定着しています。

店内は広々としていて、以前あった店とは雰囲気が違います。
カウンター、テーブル席、小上がりとざっと数えても、40席以上あります。
手前に小上がりがあって、奥にテーブル席という、変わった配置です。

メニューはこんな感じ。
増税後とはいえ、地方都市の郊外店で、驚くべき価格設定です。

以前札幌平岡の時も書いてますが、かなりのメニュー数で正直迷います。
これを食べよう！と決めてこなければ、間違いなく悩みます。
基本三味あって、それぞれ3～4種類あります。
白湯スープと清湯スープがあるようです。
カレーラーメンもあります。

そして、麺が2種類あります。
デフォが普通の太さの縮れ麺、食べ応えのあるもちもち太麺にも変更できます。
また、支店が書いてあるのですが、今は意外にも札幌には1軒もないんですね。
以前は共和国や平岡にありました。
石狩本店の他、ここ留萌、伊達、トマム、マレーシアと、地方や海外に進出しています。

さんざん悩んだ末、
こく味噌白湯　を食べました。（885円）
麺を太麺にしました。



雅らしい外観です。
濃厚でまろやかなスープ。
味噌ダレも濃いめで、ニンニクがかなり強く効いています。
ニンニクの切片も入っています。
甘めの味噌ダレで、雅独特の風味も感じ、唐辛子のピリ辛感が加わります。
焼き味噌よりも、濃厚な仕上がりです。

麺は、高加水率の太麺。
自家製麺です。
太麺にしたら、少加水の麺になるのかなと勝手に思ってましたが、違いました（笑）
札幌麺をさらに太くしたような、もちもちした麺です。



具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、味玉、海苔。
チャーシューは、大判薄切り、やわらか系。
味玉は、白身が黒くなるまでタレに漬け込まれた、雅らしい一品。


強烈大蒜濃厚味噌拉麺


お客さんの入りもよく、すっかりこの地に定着してますね。
高めの価格設定ながら、この界隈では稀少な濃厚なラーメンが受け入れられているのでしょうね。

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味源 東光店＠旭川市東光

味源の東光店です。
「あじげん」と読みます。



元々豊岡にあった店ですが、一度中心部に移転。
その後閉店したかと思いましたが、2013年4月に場所を変えて中心部に再オープン。
そして昨年11月に東光に支店ができました。

場所は、東光3条4丁目。
東光図書館がある通り沿い、隣には沖縄居酒屋があります。
以前は「小樽一番」があった場所です。

店内は、Ｌ字カウンター、4人がけテーブル2卓、小上がりに2卓。
小樽一番の時とほぼ同じ店内です。

メニューはこんな感じ。

みそが630円で、しょうゆとしおが580円。
濃厚みそと辛みそが730円。
増税前の本店と同価格ですので、増税後も値上げしていないと思われます。

濃厚みそ。（730円）



相変わらずの濃厚な味噌ダレです。
甘さがあまり強くない味噌で、味源独特の風味があります。
直感的に辛みそにした方が、いいような気がします。

麺は、札幌・小林製麺のもの。
もはや驚きません。
さすがに、札幌ゴム麺ではありません。
中ぐらいの加水率、中細縮れ麺です。
多加水の旭川風麺といった印象です。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。
炒め野菜は白菜とモヤシとニンジン。
濃厚味噌には、炒め野菜がよく合います。


味源非旭川系濃厚味噌


小樽一番に引き続き、同じ場所に濃厚味噌の店です。
旭川寄りの濃厚味噌ラーメンですし、受け入れられるのではないでしょうか。

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工房加藤ラーメン 神楽本店＠旭川市神楽

工房加藤らーめんの神楽本店です。
「こうぼうかとうらーめん」と読みます。



場所は、神楽4条10丁目。
国道237号沿い、元々「さんぱち」があった場所です。
2013年12月にできた新しい店です。
言わずと知れた旭川の有名店「やまびこ」の系列店です。
暖簾にも「やまびこ総本店」の文字があります。
ラーメン村、イオン旭川西に次ぐ、市内3店舗目ですが、ここが本店のようです。

店内は、カウンター4席、4人がけテーブル6卓、小上がり2卓とあらゆるニーズに応えてくれます。
メニューは、こんな感じ。

熟成正油らーめんと塩が720円、味噌が820円。
メニューがラーメン村店と一緒とすると、増税後20円アップしているのかもしれません。
それより何より、インドカレーが気になりました。


ラーメン村では正油、イオンでは味噌を食べましたので、今回は塩にしました。
塩らーめん。（720円）



白濁した豚骨スープ。
やまびこ系独特の魚介風味は感じますが、弱め。
言い換えれば、食べやすいともいえます。
塩分は濃いめです。

麺は、中ぐらいの加水率、中細縮れ麺です。
もちろん加藤ラーメンの麺だと思いますが、みずみずしい感じでした。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。
チャーシューは肩ロースの薄切りタイプ。
やわらかくて、味は濃いめです。


山彦系白濁豚骨弱魚介系


やまびこ系全般に、私の好みは正油＞味噌＞塩なんですよね。
店が変われど、好みは同じです。

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五十番＠上富良野町

五十番です。
「ごじゅうばん」と読みます。



上富良野町錦町１丁目。
上富良野の中心部、駅前から少し南に行ったところにあります。

暖簾を潜りますと、年季の入った昔ながらの食堂といった雰囲気です。
L字カウンター12席、小上がりにはちゃぶ台が2卓あります。

メニューはこんな感じ。

先頭は、御酒（笑）
ラーメンは三味ありますが、醤油の記載はなく、ラーメンとなっています。
ちなみに玉子丼は650円。

ラーメン　を食べました。（600円）



予想外の外観に驚きます。
すごくきれいな透明スープ。
あっさりで、塩分控えめ。
そこに節系、煮干系の香りがふわりと香ります。
しみじみ美味いです。

麺は、加水率高め、細めの縮れ麺。
つるっとした食感が美味いです。
布施製麺所の鏡がありますが、今はもうないようです。
どこのでしょうね。



具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。
シンプルです。
チャーシューは、もっちりで味濃いめ。
スープがあっさりな分、味濃く感じます。


上富良野中心部節淡麗食堂系


多くの町にある「五十番」
札幌・深川・紋別とは、当たり前ですが無関係のようです。

増屋食堂とも第一食堂とも異なるタイプの上富良野食堂系ラーメンです。
どこも特徴があって、おもしろいですね。
つづく。

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ときよし食堂＠留萌市

留萌の懸案店「オパ」と「潮静ラーメン」は以前訪問しまして、こちらは残る最大の懸案店です。

ときよし食堂です。
「ときよししょくどう」と読みます。



場所は、留萌市栄町1丁目。
留萌駅の真ん前にあります。

入り口が2つあって、
右から入ると、2人がけテーブル2卓と小上がり、
左から入ると、カウンター5席と4人テーブル2卓。
もちろん中でつながっています。

メニューはこんな感じ。

ラーメンは、醤油*塩が500円、味噌が550円。
野菜（醤油*塩）650円、味噌野菜が700円となってるので、野菜が価格の違いではなく、タレの違いなのだと思います。
他、丼物6種類で、玉子丼は600円。
そばとうどんが各9種類、定食8種類、カレー、チャーハン、オムライス、チキンライス。
ここまでは一般的な食堂系メニューですが、さらにパスタが3種類あるのがこの店の特徴かもしれません。

裏には、焼肉やお酒、つまみ系メニューもありました。

ラーメン 醤油　を食べました。（500円）
増税後も、値段は変わっていないようです。



透明系のスープ。
脂のようなものが浮いていますが、湯気がもくもく上ります。
甘さや塩辛さは抑えられ、ごくあっさりに仕上がっています。

麺は、高加水率の中細麺。
ぷるんとした、札幌麺に近い感じです。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。
シンプルですね。
チャーシューは、意外にほろほろやわらかタイプ。


留萌駅前格安食堂系


駅前の抜群の立地ですが、観光客というよりは地元の人向けの食堂なんでしょうかね。
昼食時はお客さんで賑わい、皆さん思い思いに、定食やらご飯ものを食べていました。
ラーメンを食べている人は皆無でした（笑）

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梅光軒 南店＠旭川市南

梅光軒の南店です。
「ばいこうけん」と読みます。



場所は、南3条通23丁目。
南6条通りと宮下通の間の住宅街にあります。

店内は、カウンターと小上がりがあります。
メニューはこんな感じ。

左から、みそ、しお、しょうゆラーメン。
各630円ですが、増税後値上げしている可能性もあります。
それぞれにチャーシュー、野菜、バターコーンとあります。


しょうゆラーメン　を食べました。



白濁したスープです。
豚骨ベースに鶏と野菜が加わります。
梅光軒独特の風味は健在ですが、今回は乳化度が弱くサラっとした印象です。

麺は、低加水率で、縮れがかなり強い細麺です。
いつもより細めに感じるのは、茹で加減のためでしょうか。
かなりかための茹で上がりでした。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。
チャーシューはもっちりタイプですが、梅光軒独特の味付けが弱めです。
メンマは数は多めですが、意外にも普通の太さです。
コリコリした食感は変わらずよいですね。


独特風味健在支那竹普通軽梅光軒


全体的に軽めでおとなしめな梅光軒といった印象です。

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