昨日の着物フリマで買ったのは、アンティークの訪問着。色合いと柄が気に入ったのですが、このままでは着られません。
お店で買うより価格が安い分、手をかけないとステキに見えないのですよね。グレードアップするには、
①アイロンをかける…着物にアイロンはかけないほうがいいのですが、シワは着物を貧相に見せるので(←特にアンティーク着物)、私はまずはアイロンをかけて全体の様子を見ます。
↓これがアイロンをかけた状態(ビフォーの写真も撮って比較すればよかった。けっこうシワがありました)

②正しくたたむ…適度な縦の折り目は、着たときにラインがきれいで体型を美しく見せてくれます。残念ながら古い着物は、いろいろなたたみ方で折り目がぐちゃぐちゃになっていることも。アイロンをかけてからきれいにたたみ直すと、それだけで印象がよくなります。
ここまで、昨日のうちにしておきました。
③サイズを直す…裄だけでも自分のサイズに直すと、見た目がぐっとアップ。プチプラ着物に直し代はかけられないので、もちろん自分で直します。
が、この着物はここで問題が! フリマ会場では着物の上から羽織ったので、サイズやや大きめぐらいかなと楽観していましたが、帰宅後にちゃんと着てみたら幅がかなり大きめ。脇を詰めたほうがいいけれど、さすがにそんな大直しは経験がなく…。丈も長くて、せっかくの上前の柄が一部隠れちゃうし。予想以上に手のかかる着物だとわかりました。どうしようかな。ちょっと考え中。
④できればバチ襟を広襟に変える…これは私の好み。上半身が貧弱で、広襟のほうが胸元がふんわりするので。この着物は広襟なのでホッ。
次に帯などとどうの組み合わせるか、コーディネイトが。本当はステキなアンティークの織り帯と合わせたいですが、持ってないし~。
で、最後に着付け。アンティークの柔らかものは体型が出てしまうことが多くて、気を使います。
ふぅ、なんだか大変っぽくなっちゃいましたね。若くないので、古着を着るにはそれなりに工夫しないとね。