4/24(火)の着付け教室に着て行った薄羽織。数年前からプレタでいいのがないか探していましたが、サイズが大きいものが多くてなかなかコレ!というものがなかった。ところが先日好きな柄の薄羽織に出会い、私にはけっこう大きかったけれど思い切って購入。
でも、やはり大きすぎて何とも着心地が悪いのです。私は背が低いのに着丈が100㎝あり(手持ちの夏羽織は90㎝)、裄も71㎝(同64㎝)と長く、身幅もブカブカ。かなり薄い生地なので、店頭で羽織ったときは何とかなると思ったのですが…。
で、自分でサイズ直しをすることに。身幅をミシンで縫い直せればいいのですが、薄地をミシン縫いしたことがないので手縫いでできる範囲の直しに挑戦! 挑戦ておおげさ!? でも今までの羽織の直し(おもに裄出し)は、何しろ1000円くらいの古着プチプラ品ばかり。新品の薄物は初めてなのです。ドキドキしながらスタート!
↓まずは長すぎる着丈を短くしたい。羽織は襟の仕立てが独特なので襟部分の裾の丈詰めが難しく、仕方がないのでほかの裾と同じくただ単純に折り上げてまつり縫い。これで着丈が5㎝短くなった
↓次に長すぎる裄を短くしたい。袖つけ部分を縫い直せばいいのですが、大直しになるので袖口部分で短くすることに。どこもほどかないため、袖口を2㎝くらい内側に斜めに折ってまつり縫い。袖口が斜めになってしまうけれど、何もしないよりいいかな。これで裄が2㎝短くなった
↓あとは「乳(ち)」の位置が低すぎるので、ミシン目をほどいて5㎝くらい上につけ直し
↓「乳」の位置のビフォー(左)とアフター(右)
ふぅ~、これだけのことに半日くらいかかってしまいました。薄地なので慎重に縫ったのと、コートの直しのときもそうだったのですが、実際に着物を着てその上に羽織らないとバランスがわからないので、着物を着たり脱いだりしていたので…。
こんなふうに手縫いでできる範囲の直しだったので、24日に着てみたらまだ裄が長く身幅のブカブカも気になる~ というわけで、直しの第二弾に突入