しあわせセブンティーズ

小さな幸せ、たくさん見つけたい!

着物ストールの留め方アイデア

2023-03-10 15:02:51 | 着物・工夫

昨日、外ではストールを羽織りましたが、バッグ2個持ちのうえ日傘も差していて両手ふさがって、風が吹いてもストールを押さえることができませんでした。

そんなときは、この方法で…って、ただ帯締めにストールを軽く挟むだけなんですけどね(写真参照)。確か以前にも、このブログで紹介したことがあります。私が考えたわけではなく、着物ブロガーさんの記事を見て取り入れたアイデアです。

ただ、厚手のストールだと帯締めがゆるんでしまうので要注意。昨日はごく薄手だったから大丈夫でした。

ほかにブローチピンで留めたり、ホックをつける方法もあるけれど、これが一番お手軽~。

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袖丈を短くする

2018-08-25 21:41:55 | 着物・工夫

手持ちのアンティーク夏着物は袖丈が長いものが多く、とりあえず1枚短くしてみました。

袖を切りたくなかったので内側に折り込んだのですが、ちょっと無理やりだったか…。錦紗のようなしなやかで薄い布だと袷でも大丈夫なんですけどねぇ。今回は夏紬のような張りのある布で、折り込み分にボリュームが出てしまいました。

↓袖丈67㎝を50㎝に。う~ん、ここまで短くしなくてもよかったかな

この1枚をきっかけにどんどん袖丈を短くしていこうと思っていたのに、出来上がりがイマイチだったので2枚目に取りかかる気がしましぇ~~ん

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薄羽織の直し・ミシン縫い編(結局手縫いも)

2018-04-27 14:15:36 | 着物・工夫

薄羽織の直しの続き

手縫いの直しでは限界があると痛感して、大直しになってもいいからミシン縫いで直すことに。とはいっても、薄地用のミシン針も糸もなかったので、それを買いに行くことからスタート。そして、手持ちのジョーゼット生地でミシン縫いの練習を。ここまで準備してようやく本番!

直し自体は単純に、両脇と袖付け部分を内側に縫い直して身幅と裄を縮めるだけ(着丈は前回の直しで良しとしました)。なのですが、その後に元の縫い目をほどき、アイロンで縫い代を割った時点であらら縫い代が広くなってヒラヒラと落ち着かない。縫い代を切ってジグザグステッチ(ミシン縫い)する自信がなく、結局縫い代を手縫いで固定することに いやはや、時間がかかった~。

↓写真左・矢印が新しい縫い目。その右が本来の縫い目。写真右・でき上がり

 

↓ほぼマイサイズの夏羽織と薄羽織を重ねてみた。写真左・薄羽織直し前。写真右・直し後。わずかな差のように見えても、実際の着心地はけっこう違う(じゃないと、2回も直した甲斐がないです

  

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薄羽織の直し・手縫い編

2018-04-26 09:02:04 | 着物・工夫

4/24(火)の着付け教室に着て行った薄羽織。数年前からプレタでいいのがないか探していましたが、サイズが大きいものが多くてなかなかコレ!というものがなかった。ところが先日好きな柄の薄羽織に出会い、私にはけっこう大きかったけれど思い切って購入。

でも、やはり大きすぎて何とも着心地が悪いのです。私は背が低いのに着丈が100㎝あり(手持ちの夏羽織は90㎝)、裄も71㎝(同64㎝)と長く、身幅もブカブカ。かなり薄い生地なので、店頭で羽織ったときは何とかなると思ったのですが…。

で、自分でサイズ直しをすることに。身幅をミシンで縫い直せればいいのですが、薄地をミシン縫いしたことがないので手縫いでできる範囲の直しに挑戦! 挑戦ておおげさ!? でも今までの羽織の直し(おもに裄出し)は、何しろ1000円くらいの古着プチプラ品ばかり。新品の薄物は初めてなのです。ドキドキしながらスタート!

↓まずは長すぎる着丈を短くしたい。羽織は襟の仕立てが独特なので襟部分の裾の丈詰めが難しく、仕方がないのでほかの裾と同じくただ単純に折り上げてまつり縫い。これで着丈が5㎝短くなった

↓次に長すぎる裄を短くしたい。袖つけ部分を縫い直せばいいのですが、大直しになるので袖口部分で短くすることに。どこもほどかないため、袖口を2㎝くらい内側に斜めに折ってまつり縫い。袖口が斜めになってしまうけれど、何もしないよりいいかな。これで裄が2㎝短くなった

 

↓あとは「乳(ち)」の位置が低すぎるので、ミシン目をほどいて5㎝くらい上につけ直し

↓「乳」の位置のビフォー(左)とアフター(右)

 

ふぅ~、これだけのことに半日くらいかかってしまいました。薄地なので慎重に縫ったのと、コートの直しのときもそうだったのですが、実際に着物を着てその上に羽織らないとバランスがわからないので、着物を着たり脱いだりしていたので…。

こんなふうに手縫いでできる範囲の直しだったので、24日に着てみたらまだ裄が長く身幅のブカブカも気になる~ というわけで、直しの第二弾に突入

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帯枕ひものプチ直し

2018-04-19 08:30:40 | 着物・工夫

4/16(月)に銀座マツヤで入手した、帯枕ひも。今まではガーゼで帯枕を包んでいましたが、何せよく使うのでけっこう劣化していました。この枕ひもは伸縮性、耐久性があると聞いて、珍しく即購入。たかはしきもの工房製で1242円(税込み)

で、帰宅後にさっそく帯枕を入れてみたら(下の写真)、あらら少し余裕があって帯枕の上のカーブがわかりにくい。着付け教室の授業でこのカーブの説明は必須事項なので困る! それに授業で使うには商品のタグが目立ちすぎ~(たかはしさんゴメンナサイ)。そこで使いやすいように、ちょこっとお直しすることに。

↓タグは中央の目安になるのですが、目安は別のものにするつもり。さっそくこのタグをはずしました

↓枕ひもの後ろ側はこんなふうにあいていて、ここから帯枕を入れ、接着テープでとめる構造。このテープの位置を下げれば手持ちの帯枕にピタッとつくので、はずして位置を変えることに。コツコツと縫い目をほどきます

↓接着テープの位置を下げてミシンで縫って固定

↓これで今まで使っていた帯枕にピタッと装着できました

↓中央の目印兼ズレ予防に、手持ちの幅広のゴムひもを帯枕のサイズに切って輪に縫い、帯枕を入れた枕ひもにかけて完成。帯枕の上のカーブがわかりやすくなりました。これでより使いやすい枕ひもに!

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帯の織り糸のほつれを直した

2018-04-08 17:57:38 | 着物・工夫

4年ほど前、柄の位置が難しくて締めにくい夏帯を自力で直しました。さっそくその帯を締めて外出した後、しまうときに柄の織り糸を爪で引っ掛けてしまい、ビロ~ンと数本の織り糸が表にたるんで出てしまいました。ちょうどお太鼓の一番目立つ位置の柄だったので、すごくがっかり。せっかく直したばかりだったのに、って… 

↓こんな感じに織り糸がほつれてしまいました

そういうときに便利な針があると聞いていたのですが、数年そのままに。最近になって100円ショップでも売っていると聞き、探してみましたが近所のお店にはなかったので、正規品(?)を買いました。針の上半分弱くらいがギザギザになっていて、そこに糸がからむので、そのまま針を裏側に通すとからんだ糸が針と一緒に裏側に出るというもの。

↓クロバーの製品で、オカダヤで購入。486円(税込み)

↓さっそく直してみました。う~ん、まだ糸の浮きが少し残っているけれど、だいたいOKかな

↓遠目ではほどんとわからないから、これで良し!

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帯揚げを伊達襟にするときのコツ

2018-01-31 15:16:48 | 着物・工夫

伊達襟は市販品もありますが、ある程度の長さがあればハギレでも代用できますし、私はよく帯揚げを利用しています。

ただし、帯揚げは市販の伊達襟より幅が広く、かなり長いので少し工夫が必要。今までの経験からあみ出したちょっとしたコツをご紹介しましょう~ 

↓まずは帯揚げを着物の襟幅より少し狭く折り、着物の襟の内側に下前側を長く、上前側を短くして置きます。そして、それを着物の襟の背中心と襟肩あきの計3カ所にしつけ糸で一針ずつ縫いつけます。慣れてきたら、背中心1カ所に縫いつけるだけでも

これだけでもOKですが、折った帯揚げの形が崩れないようにほかのところも何カ所かしつけ糸で一針ずつとめておくと(これは着物には縫いつけない)、着付けしやすいです。

↓上前側を短くするのは、上前のおはしょりのダボつきを防ぐため。その分下前側がかなり長くなりますが、コーリンベルトでとめた後に帯で隠れるあたりに折り込んでおくと目立ちません

↓仕上がりはこんな感じ(1/21のコーデ)。私は上半身が貧弱ですが補正はしないので、帯揚げを伊達襟として使うと襟元にボリュームが出て補正代わりになります

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夏羽織の直し

2017-06-24 08:17:06 | 着物・工夫

肉離れで安静中は、家で地味~に過ごしていました。

こういうときこそ、日ごろは面倒でなかなか手をつけられないことをしよう!と、夏羽織の袖丈を短くすることに。

↓6年前に購入したアンティークの夏羽織。裄が短かったので、自分で裄出しをしました。そのときに、ついでに袖丈を短くすればよかったのに、なぜかしなかった

↓裏なしなので、始めればすぐに完成。あ、でも相変わらず「袖の丸み」が作れませ~ん

↓ついでに、今まで羽織ひもがわりにつけていたブレスレットを替えることにしました

↓今年のミンクスオフ会(銀座)で横森さんからいただいた、天然石のブレスレットに!

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小紋のプチ直し

2017-04-18 15:24:53 | 着物・工夫

先日購入したセミアンティークの小紋。掛け襟が短いのが気になって、はずしてしまいました。幸い、はずしやすいように地襟にのせるように仕立てられていたのでやる気に。最近は、はずしにくい仕立て方がほとんどなのです。

掛け襟は汚れたら地襟からはずして洗えるので便利なのですが、そこまでするほど頻繁に着ることが少なくなったため、はずしにくい仕立てでOKなのでしょうね。

↓Before 柄にまぎれてわかりにくいですが、掛け襟がかなり短い

↓After 掛け襟をはずしました…って、ほとんど見分けがつかない!? いいのいいの、直した本人が納得すれば

追記

そういえば掛け襟をはずした後、地襟を少しつまんで縫ってまるで掛け襟があるように見せる方法もありますが、今回はそこまでしませんでした。せっかくやっても柄にまぎれて見えないでしょうから。

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「袋」になった裾を直す

2016-03-06 08:54:41 | 着物・工夫

着物の裾などが下の写真のようにたるむことを、「袋」になるといいます。表地と裏地のつり合いがとれていない状態で、しまいっ放しの古い着物や、頻繁にアイロンをかけている着物に起こりやすいようです。

写真の着物は、昨年アンティーク着物のフリマで入手した色留袖。会場では裾が「袋」になていることに気づかず、帰宅して羽織ってみてアレレとなりました。少しくらいの「袋」は、着付けのテクニックで調整できるのでやってみたけれど、じぇんじぇんダメ~  着姿がみすぼらしく見えて、一度も着ないまま1年たってしまったのでした。

で、一念発起!? 直しました! いえ、自分で考えたわけではありません。以前、アンティークに詳しい方から聞いた方法です。正直、半信半疑でしたがまあまあうまくいきました。

↓Before  後ろ裾がこのようにたるんでいました。置いて撮影したのでこの程度ですが、着ると布の重さで、さらにたるむ

↓裾を縫い合わせている糸を切って、表地と裏地を切り離します

 

↓after  着物をハンガーにかけた状態で、表地と裏地のつり合いを確認しながらまち針で裾をとめる。その後、粗い針目で表地と裏地をざっくり縫い合わせる

縫い合わせるのときに、表地と裏地が離れない程度の「粗い針目」なのがキモ。細かく縫ってしまうと裾が波打ってしまうので。私がこのアイデアを聞いた方は、「極端にいうと、裾は縫い合わせない」とまで言っていましたが、さすがにそこまで大胆になれなくて(笑)。

あ、でもこの方法だと、直していない前身頃裾は裏地が少し出ていて、直したところは出ていないという、へんてこな裾になってしまいます。でも、そこまで細かく見る人はいない!ということで。

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