しあわせセブンティーズ

小さな幸せ、たくさん見つけたい!

帯揚げを伊達襟にするときのコツ

2018-01-31 15:16:48 | 着物・工夫

伊達襟は市販品もありますが、ある程度の長さがあればハギレでも代用できますし、私はよく帯揚げを利用しています。

ただし、帯揚げは市販の伊達襟より幅が広く、かなり長いので少し工夫が必要。今までの経験からあみ出したちょっとしたコツをご紹介しましょう~ 

↓まずは帯揚げを着物の襟幅より少し狭く折り、着物の襟の内側に下前側を長く、上前側を短くして置きます。そして、それを着物の襟の背中心と襟肩あきの計3カ所にしつけ糸で一針ずつ縫いつけます。慣れてきたら、背中心1カ所に縫いつけるだけでも

これだけでもOKですが、折った帯揚げの形が崩れないようにほかのところも何カ所かしつけ糸で一針ずつとめておくと(これは着物には縫いつけない)、着付けしやすいです。

↓上前側を短くするのは、上前のおはしょりのダボつきを防ぐため。その分下前側がかなり長くなりますが、コーリンベルトでとめた後に帯で隠れるあたりに折り込んでおくと目立ちません

↓仕上がりはこんな感じ(1/21のコーデ)。私は上半身が貧弱ですが補正はしないので、帯揚げを伊達襟として使うと襟元にボリュームが出て補正代わりになります

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あまりの寒さで40年ぶりに復活

2018-01-28 12:04:51 | 手作り

今日も寒いですねぇ。洋裁学校のニッティング科を卒業しているのに、暖房の普及やあったか下着の登場などでほとんどニットを作らず、そして着なくなって早40数年!?

ところが今シーズンのあまりの寒さに、久しぶりにニットを着る気に。確か学生時代に編んだカーディガンやセーターがあったはず、と押入れのプラケースの底に沈んでいた自作ニットを引っ張り出しました。

もう防虫剤も入れていないほどほったらかしだったので、恐る恐る出したら、あ~ら、全然傷んでいないではありませんか! 家で着るには十分だわぁ。捨てなくてよかった(笑)。

☆手編み編

↓アラン模様ふうのカーディガンとセーター。カーディガンは学生時代に編んだお気に入りの1枚。けっこう頻繁に着て、何回か洗濯もしたけれどまあまあな状態です。今、これを着てパソコン作業中。すっごくあったかくて、何で今まで着る気にならなかったのか不思議。セーターは学校を卒業してから編んだような記憶があります

一緒にプラケースから出てきたのが、下の2枚。学校では手編みと機械編みの両方を習い、私は機械編みも好きでした(でも編み機はとっくに処分)。着るあてもないのに、どうしても捨てられなかった2枚です。

☆機械編み編

↓モスグリーンの糸と金ラメ糸を引きそろえて編んだセーター。ラメ糸だけで編んだ部分がアクセントに。せっかく作ったのに、襟元があきすぎていたのとラメ糸のキラキラが普段には着にくくてほとんど着たことがなかった。今なら、流行りのオフショルダーに!? 

↓これは卒業制作の力作ワンピース。かなり細い糸で編みました。襟元と袖口はかぎ針編みでレースのように。今着たら古臭いだろうなと、試しに着てみたらその古臭さが1周まわってレトロな古着ワンピースのようでした。どこかで古着のレトロファッションの集いってないかしらね(着て行く気満々・笑)

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1月にしか着ない着物!?

2018-01-27 22:58:47 | 着物・着こなし

今日はmiwaさん、mumeさんと銀座で着物新年会でした。せっかくの新年会なので、普段なかなか着る機会がないセミアンティークの訪問着を着ました。

写真だとくすみやシミが目立たないのですが、何しろ値段自慢をしたくなるほどのプチプラ着物なので、今日のような気楽な集まりでないとなかなか着られません。久しぶりに3人で会ったので、ガンガン話して楽しかった~(笑)。

この着物、そういえばいつも今ごろ着ていたなぁと過去の写真を探したら、見事に1月ばかり! 今年もそうなので、新年に着たくなる着物なのかしら。菊柄なのに秋に着る気にならないのは、地色が白っぽいからかもしれません。

↓8年ほど前、デパートのアンティーク着物催事でワゴンセールの中から掘り出した、菊柄のセミアンティーク訪問着。ここ数年は着ていなかったような…(記憶あいまい

 

↓帯はTさんからいただいたアンティークの昼夜帯。この帯もかなりくすみがありますが、写真では目立たないですね

 

↓半襟も菊柄のアンティーク。黄色い伊達襟は帯揚げを転用。帯留めは自作の帯留めブローチ

下は過去の着姿。着始めのころ、帯合わせが不慣れで無地感覚のものを合わせていたのが写真でよくわかります。

↓2013年1/19

↓2012年1/4

↓2011年1/15

 

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楽しい企画展に行った

2018-01-26 15:25:54 | 着物・いろいろ

昨日(1/25)は、毎年1月恒例の衣裳らくやのイベントを見に銀座かねまつホールへ(1/30まで)。

石田節子さんをはじめ3人の着物スタイリストの雪をテーマにしたオリジナル作品(着物や帯など)や、今年は「北の国の織り物たち」という山形の米沢織の数々が展示されていました。現地の職人さん達のほか、組みひも、かご作りの職人さんもいらしていて、実演の見学も! 

着物や帯などをたくさん見て、しかもそれを作った方々から直接お話を聞くことができて、とっても楽しかったです。前後の予定の関係で、着物を着ていけなかったのが残念~(なので着姿の写真なし)。

また米沢織の職人さんがいらっしゃるということで、以前「米琉かも」と呉服屋さんに言われた母の紬を持参して、見ていただきました(事前にお伝えして了解をいただいたので)。結果は違うのではないかとのことでしたが、長年の疑問が晴れてすっきり。何より、快く見てくださった職人さんに感謝です!

↓これが持参した紬

 

明後日の日曜日13時~、15時~には会場で上記スタイリスト3人による今年の創作テーマ「雪」のトークショーなどもありますので、ぜひご覧ください~。

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雪の翌日の着物

2018-01-24 15:43:52 | 着物・着こなし

昨日の着付け教室にて。晴れていたけれど、雪がかなり積もっていて足元がびしょびしょになりそうだったので、万一裾が濡れてもOKなポリの着物に。

駅までの道の一部に除雪していない場所があるので、念のため長靴を履いて行って、草履は持参しました。

↓プレタの小紋にキューピー柄の名古屋帯。初めて黄色の帯揚げを使ってみました

  

↓ポリ着物でも用心して裾を上げて帯にクリップでとめ、雨コート+ウールコートという格好で外へ

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すごい企画展に行った

2018-01-22 16:33:49 | 着物・着こなし

昨日(1/21)の日曜日はNさんのお誘いで、「菊地信子コレクション~世界の古裂で着物を遊ぶ」を見に沼袋のシルクラブ中野山田屋へ。菊地信子さん(故人)は世界中の古い更紗や染織品、古代裂を収集して着物や帯に仕立てて纏っていた「歩く美術館」と言われた人だそうです。

Nさんに誘われるまで菊地さんのことは忘れていたのですが、以前着物雑誌などで着姿を拝見して「なんて個性的な着物姿なのだろう」と感心したことを思い出し、興味津々で会場にうかがいました。

結論から言うと、「こんなすごい展示を無料で見ることができるなんて!」。24日(水)までと会期は残り少なく、しかも今日は雪が降っているのですが、少しでも多くの人に知っていただきたくて、取り急ぎご報告を。Nさん、誘ってくださって本当にありがとうございました!

↓シルクラブの入り口にて。着物はアンティーク着物フリマ出身の裾模様。帯は自作の付け帯。半襟は茶系のレース。青の伊達襟は帯揚げを転用。帯留めは自作の帯留めブローチ。写っていませんが、バッグも自作でした

↓玄関を入ると、菊地さんの大きな写真が出迎えてくれます

↓同じ場所でNさんと。Nさんはアンティークづくしの可愛いコーデ。私も若かったら着たい(笑)

撮影OKだったのですが、あまりにすばらしい展示品の数々に圧倒されて、あまり撮れませんでした。展示品のごくごく一部をば。

↓着物は14~15世紀(!!)の更紗、帯は17世紀(!)の同じく更紗。そんな昔の異国の布が着物や帯に、そしてそれを着ていたとは! 

↓古い布をていねいに継いだり接いだりして帯や着物に。写真の帯も、端に細長い布を足して帯幅を出していました

↓日本の古い着物や帯なども。写真の着物は外国の布ですが、帯は日本のもの。緻密な文様は染めではなく織り! しかも丸帯!!

ほかにもいろいろあって、とても見ごたえがありました。建物内部も、能舞台などがあるゆったりした居心地の良い和の空間でした。皆さんお時間がありましたら、ぜひ~!

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たまには母の小紋

2018-01-20 21:52:42 | 着物・着こなし

本日の着付け教室にて。授業内容が柔らかものと二重太鼓の着方だったので、小紋と袋帯に。

着物はすご~く久しぶりに着る母の小紋。ふだんはほとんど着ないのですが、今日はなぜか着てみたくなりました。たぶん昭和30年代後半~40年代前半ごろのものです。小紋とはいえ、当時の母にはとっておきのお洒落着、外出着だったらしく、あまり着用感がありません。卒業式、入学式用に仕立てたのか、ブルー系の春っぽい小紋が4枚ほどあり、今日はそのうちの1枚を着ました。

↓4枚の中では一番濃い青地の小紋。亀甲の地紋に桜の花びらのようにも見えるピンク、白、水色の小さな柄が散っています。ろうけつ染めかしら。帯は現代物のリサイクル品

  

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再び、お稽古スカートの出番

2018-01-18 16:26:39 | ダンス

 

私が習っているジャズダンス教室では、3カ月ごとに曲が変わり、ダンスもそれに合わせて変わります。

今年の1月からはタンゴ系の曲になり、嬉しいことに、また自作のお稽古スカートの出番が。でも、なまじスカートで踊るとスカートさばきが難しいのですが。

↓縫うのは大変でしたが、揺れるフレアーに気分が上がるサーキュラースカート。今回は冒頭にバラの花を一輪口にわえて、それを投げるという振りがあるので造花の花も

花は100円ショップで探したけれど、バラがなくてダリアに。試しに家でこの造花を口にくわえてみたら、夫がまた大笑い。こちらは大真面目なんですけどねぇ。

ちなみに前回12月までのダンスは、結局最後までまともに踊れませんでした。

え~と言い訳としては、あと2回で終わるというときに、先生が部分的に新しい振りを入れてきたんです。新しいというか、それが本来の振りだったのですが。たった2回では覚えきれず、アタフタしているうちに終わっちゃいました。残念~

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暖かかったので羽織

2018-01-17 09:54:26 | 着物・着こなし

昨日の着付け教室にて。昨日は暖かくなるという予報だったので、ウールのコートではなく羽織を着て出かけました。羽織だと襟元が寒いので、ストールも。

↓紬に自作のバティック名古屋帯。羽織はずいぶん前に入手したリサイクル品。絞り染めの着物を羽織に仕立て直したものです

  

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君に出会えてよかった

2018-01-16 09:46:05 | いろいろ

先日、久しぶりに南青山を歩いていたら「ほほ日」ショップを発見。買い物する気はなかったのにアザラシの一筆箋を見つけてしまい、即買いでした。アザラシの写真は、故・星野道夫さん撮影のもののようです。

表紙の「君に出会えてよかった」に、「そうそう」と心の中で激しく同意(笑)。

↓一筆箋を入れてくれた袋(右下)も可愛い!写真の比率が変で、実物はもちろん一筆箋より大きいです

  

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