先日、NHK Eテレ「又吉直樹のヘウレーカ」の「なぜ植物はスキマに生えるのか?」を見て、番組に出演していた植物学者の塚谷裕一先生の話が興味深かったので、さっそく先生の本を購入。
このブログでは、おもに信州の野草の写真を載せていますが、地元の道ばたに咲く花にも興味はあり、ときどき写真も撮っています。が、手持ちの植物図鑑は野山の植物がメインで、街によく生えている帰化植物や野生化した園芸種は載っていないため、名前がわからず撮ったまま放置していました。
この本には、今まで名前がわからなかった植物が載っていたので、少しスッキリしました。
たとえば下のアカバナによく似た花。近所の道路のすき間に咲いていて数年前から気になっていました。
2枚目の写真のナガミヒナゲシは何年か前のカルチャーセンターの植物観察会で、植物の先生に名前を教えていただきましたが、本ではより詳しく説明されていて納得。
3枚目のカタバミに似た植物は、似ているけれど何かが違う…本にはオオキバナカタバミという植物が載っていて、それかなと思ったり(3枚の写真とも今年の4/23に撮影)。
↓ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ)。北米原産の帰化植物で、園芸植物として売られていたものが野生化したとか
↓ナガミヒナゲシ。実が長いことから名づけられた地中海沿岸が原産の帰化植物
↓オオキバナカタバミは葉に黒っぽい斑点があるが、この植物にはないのでオッタチカタバミか…