しあわせセブンティーズ

小さな幸せ、たくさん見つけたい!

梅雨の合間の軽井沢花さんぽ

2024-06-28 09:29:19 | 野草

6/23(日)は軽井沢へ。やっと1着縫い終わったので、週末の野草の花さんぽ再開です。

この日、軽井沢の天気予報は「雨のち一時曇り」。でも、軽井沢は山というか高原なので、行ってみないとわからない。ドキドキだったけれど午前中、雨がやんだのです! さっそく雲場池へ。

↓いつもは観光客でにぎわう雲場池は静かでした

↓あれ、雲場池では見たことがない花が咲いている。どこかで見たような気がするが…。調べたらサワギクでした。今まで八千穂自然園でしか見たことがありませんでした

実はこの時期に軽井沢を歩くのは、どうしても再会したい花があるからでした。ただ場所がうろ覚えなので、雲場池を後にして別荘地をうろうろ花探し。

↓別荘の石垣に見事なユキノシタの群生が!

↓ナルコユリ。朝まで降っていた雨のしずくがキラリと光っている

↓ひゃ~、見つけた!! 3年ほど前に出会ったきり軽井沢では見つけられなかったウメガサソウです。まだ咲き始めのよう。小さいし、少し遠くに咲いていたので写真が鮮明ではありませんが…

すっかり気をよくして、その後もキョロキョロと道ばたの植物を物色していたら…。

↓おおお、なんとミヤマハンショウヅル!? いや軽井沢の標高はそこまで高くないからハンショウヅルか? いずれにしても、この日2回目のラッキー!

↓これからの季節に割とよく見かけるのに、いつも特定できないアカショウマorヤマブキショウマの咲き始め

↓ガマズミ(木の花)

↓バイカウツギ(木の花)

↓御前水に寄りました。ここの湧き水が雲場池へと続き、精進場川と合流するのですね

↓ヤマオダマキ

軽井沢は開発が進んで草原が少なくなり、サクラソウなどの自生種が減ってしまいましたが、離山などの保護地域以外でも目をこらせばひっそりと在来の植物が自生しているのでした。

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テーラードカラーに挑戦

2024-06-27 08:11:27 | 手作り

5月からまた洋裁講座に通っていて、やっと1枚ほぼ縫い上げました。作りたい服を自由に作る講座なので、毎回初めての技術に挑戦できるといいのですが、なかなかそう上手くはいかず…。

と言いつつ、今回は初めてテーラードカラーに挑戦してみることに。

↓いつも眺めているだけだったこの雑誌。2024年初夏号に載っていたボレロジャケットを作るぞ~

自分で原型から作図することができないので、もちろん実物大パターンつきの服です。

でも、元のパターンはかなりのドロップショルダーだし、衿も大きめなので、パターンを写した後に体型に合わせて自力で修正。部分的な修正なら、少しはできるようになったんです。

そして元のパターンをいじっているから、シーチングでの試作は必須! 先生にテーラードカラーの仮縫い見本を見せていただきながら、図書館でジャケット教科書の衿の仮縫いページを読んでコピーして何とか試作完成。

※講座の受講期間中は学園内の図書館で閲覧&コピーできるのです(貸し出しは無し)。

↓肩幅を狭くして、衿幅も1㎝狭く。着丈は2㎝ほど長く。本当は左前身ごろに玉縁ポッケがつくのですが、上手く縫える自信ゼロで省略

ふぅ、試作だけでもう終わった気分

実はここからが長かった(いつものこと)。まだ布を選んでなかったので、あわてて日暮里に探しに行ったり、やっと布を決めても接着芯に迷ったり。衿の仕立て方が試作とは違うので、やたら時間がかかったり…   

週末の植物観察は全くできず、ひーこら言いながらどうにか完成一歩手前までたどり着きました。

↓実はまだ完全に完成してないけれど、もう載せちゃう。布がシーチングより厚手のせいか、着丈を伸ばした分が中途半端だったので前身ごろは元のパターンどおりに短く。後ろは少し長くして前後差のある裾に。打ち合わせのボタンは元からありません

↓布のアップ。夏の冷房よけにしたかったのに、それにしてはやや厚手で、ポリなのもあって着るとけっこう暑くなるかも。冷房ギンギンの場所で着るしかない!?

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池の平湿原で探していた花に出会う

2024-06-25 08:46:35 | 野草

6/9(日)は池の平湿原へ。今シーズンは3週間前に行ったばかり。楽に歩けるのでね。でも、同じ場所でも3週間たつと花の様子が変化してしている。前回よりイワカガミやミツバオウレンが目につきました。

この日は着いたら、「寒!」。気温12~13度くらいかなと思ったら、9度! さすが標高2000mだけある。これだけ寒くても、夏の到来を告げるコマクサが咲き始めているのですよ。植物の強さを感じるなぁ。

↓ちょうどイワカガミが花盛り

↓ミツバオウレンも!

↓シャクナゲのつぼみ。ハクサンシャクナゲ?

↓ゴゼンタチバナ

↓シロバナノヘビイチゴ

↓まだ咲き始めですが、もうコマクサの花!

↓毎年、コマクサの咲く場所のそばでに咲いているヤマハタザオ? ハタザオと似ていて葉で区別できるらしいが、いつも判然としないまま通り過ぎてしまう

↓奥はイワカガミ。手前のマイズルソウはまだつぼみ

↓尾根道で初めて見つけたヒメイズイ。3年前にここの湿原で見て以来、湿原で探していて見つからず、尾根道で出会うとは予想外。何しろ小さいので探しにくい~。前日に八島湿原で見ていたから「ヒメイズイ目」が開眼したのかも!!

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同じ時期でも微妙に花が違う八島湿原②

2024-06-23 19:46:26 | 野草

6/8の続き。

木の花はなかなか特定できないのですが…。

↓ミズナラ? 

↓ニワトコ?

↓これはさすがにわかる~。レンゲツツジ!

野草の花に戻って…。

↓おお、コケイラン。このブログ初登場かも。ラン科で花期は5~6月。それほど珍しくないそうですが、今まで出会ったことがなかった。嬉しいなぁ

↓ニョイスミレ

↓スミレの花の時期はほぼ過ぎてしまったようで、1株だけ見つけたサクラスミレ。花びらが大きくて、目立ちます

↓チゴユリとスズラン

↓振り返ると、ゼブラ山、北の耳、南の耳などのなだらかな外輪山のピークが。もう、外輪山コースは歩けないかしら…

↓最後にヒメイズイ。数年前に池の平湿原で見たきりで、ここでは初めて。実は湿原に入る手前の広場横に咲いていて、名札もありました。ほかでは見つからなかったので最後に撮影。大きく見えるけれど、小柄な花

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同じ時期でも微妙に花が違う八島湿原①

2024-06-21 20:02:52 | 野草

もう2週間前になってしまいましたが、6/8(土)は八島湿原へ。

去年も同じような時期(6/10)に行っていたけれど、今年は微妙に咲いている花が違っていました。

↓何より驚いたのは、アマドコロが今までで一番咲いていたこと。たまたまかもしれませんが…

↓アカギキンポウゲ

↓シロスミレ?

↓木道近くのズミの花はもう盛りを過ぎている感じだったけれど、まだ元気な花を探して

↓サンリンソウ。ニリンソウと花はそっくりで、葉の状態で区別するそう(葉の分岐点に柄があるのがサンリンソウ)

↓スズラン。去年は花が咲いているのは1株しか見つけられなかったのに、今回はたくさん咲いていた

↓これは間違いなくシロスミレ。毎年、咲く場所を覚えているのでね

休憩はヒュッテみさやまでリンゴジュースを飲みました。

↓そのヒュッテ近くに咲いていたのはオドリコソウ! ここでは初対面。去年咲いていたクリンソウの花はなかった

↓同じくヒュッテ近くにて。こちらは満開のズミ

↓休憩後は鷲ヶ峰を見ながら木道を歩きます

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今年も! 上高地で植物観察③

2024-06-07 14:50:53 | 野草

6/1の続き

ホテルのガイドツアーが11時半ごろに終わり、まだ時間はたっぷりあるので河童橋から梓川下流へと右岸を歩くことに。

↓タガソデソウ。上高地でしか見たことないです

↓ベニバナイチヤクソウ

田代橋近くまで歩き、ベンチで昼食(河童橋で買ったおにぎり)。その後、大正池へと続く自然研究路の川沿いコースへ。

↓川沿いコースという名のとおり、梓川が近い! 奥の山は焼岳

しかし、このコースはあまり花が咲いていないのと、大正池から来る人たちが多くて歩きにくく、途中で引き返して林間コースを歩くことに。こちらの方が咲いていたけれど、去年ほどではなく… 今年は本当に花期が早かったようです。

↓おお、さっそくツバメオモト。しかし出会ったのはこの1株のみ

↓ニリンソウも少しだけ

↓ゴゼンタチバナ

↓ツボスミレ

↓途中の田代池。ここからまた川沿いのコースを上流に向かって行きました

↓オオタチツボスミレ。咲き残りかな

↓エゾムラサキ。可愛いから何回でも載せちゃう

↓バスセンターへの帰り道で。午後からは次第に雲が広がってきた

↓再びベニバナイチヤクソウ

↓最後の最後に根性で(?)見つけたノビネチドリ

以上、見たい花はほぼ見ることができました。

咲いていたけれど撮影しそびれたのは、コナシ(ズミ)、テングクワガタ、キジムシロ、シロバナノヘビイチゴくらいかな。そして、最後まで探したけれどどうしても見つからなかったのはアオチドリ(ビジターセンターの表示では開花中だったんですけどね)。

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今年も! 上高地で植物観察②

2024-06-05 22:02:59 | 野草

上高地2日目は前日の雨から一転、すばらしい晴天!

↓ホテルの部屋からの眺め。奥は穂高連峰。右手前の山は明神岳

↓10時半からのホテルのガイドツアーが始まるまで時間があったので、近くの岳沢湿原へ

↓もうレンゲツツジが咲いている!  奥の山は六百山

↓ツマトリソウ

↓あら、オドリコソウも

岳沢湿原から戻って、ガイドツアーがスタート。上高地に詳しいガイドさんの解説を聞きながら、1時間ほど河童橋~小梨平を歩きました。日ごろ、自分たちではなかなか識別できない木の花の説明が、特に参考になりました。

↓まずは上高地の桜の話から。上高地で一番先に咲く桜はタカネザクラだそうで、今年はもう花が終わって実がなっているとか。写真は二番目に咲くミヤマサクラ

↓三番目に咲くウワミズザクラ

↓四番目はシウリザクラ。上高地の桜はこの4種類なのだそう

↓枝に鋭いトゲがあるヒロハヘビノボラズ

↓焼岳がよく見えるスポットで。雲と間違えそうですが、噴煙が上がっているのがわかります

↓エゾムラサキ

↓ツマトリソウの群生とアップ写真

↓マイズルソウの群生

↓アマドコロ

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今年も! 上高地で植物観察①

2024-06-03 15:49:47 | 野草

5/31(金)~6/1(土)は上高地へ。

昨年5/21~22初めて上高地を訪れ、素晴らしい景色と大好きな春の花々に魅せられて、今年も行こう!と決めていました。

時期は梅雨前に…と、昨年とは10日ほど時期をずらしたけれど、まさかの台風(結局温帯低気圧に)の影響で1日目は雨!

↓大勢の人でにぎわう河童橋もこの日は閑散としていた

私たちは雨でもめげずに河童橋から明神まで、花の多い梓川左岸を歩きました。

↓歩く前にビジターセンターに寄って、A4版の「今日の花  20選」(100円)を購入。植物観察の力強い味方です

↓カラマツソウ?と思ったら、ミヤマカラマツだった。去年はまだつぼみ状態だったような…

↓タガソデソウ。去年より多く見かける。逆によく咲いていたミヤマスミレは全く見かけず、ニリンソウは咲き残りがちらほら程度

↓ラショウモンカズラ

↓ズダヤクシュ。去年はほとんど見なかった

↓雨に濡れてうつむき加減のコミヤマカタバミ

↓シロバナエンレイソウ

↓ユキザサ

↓サンカヨウ。去年は花が咲いていたけれど、今年はもう実がなっていました

↓クルバマツクバネソウ。真上から撮っているので少しわかりにくい

↓クルマムグラ

明神まであと少しの所で股関節が痛くなってしまい、明日もあるので大事を取って河童橋に引き返しました。

↓雨は止む気配なし

↓この日のホテルは河童橋横のこちら。晴れていれば部屋から正面にど~んと穂高連峰が見えるのですが…

去年は温泉ホテルで和食、今年の夕食はフレンチのフルコース。信州の食材と和の要素を取り入れた、ひとひねりあるメニューでおいしかった。

雨は残念だったけれど、雨でもたくさん春の花を見ることができて、大満足!

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