昨日の着付け教室にて。久しぶりに体験レッスンを担当しました。 らくやの「かんたん、らくちん」な着付けを、90分で体験していただくお試し感覚の授業です。昨日の参加者は2人で、お友だち同士。お互いの着姿を見て、「似合うわ~」と喜び合っていました。初めて自分で着て、喜んでくださると私も嬉しいです!
↓着物は昨年らくやで仕立てた紬。帯は、少しでも楽しい雰囲気になればと、キューピー柄をセレクト
昨日の着付け教室にて。久しぶりに体験レッスンを担当しました。 らくやの「かんたん、らくちん」な着付けを、90分で体験していただくお試し感覚の授業です。昨日の参加者は2人で、お友だち同士。お互いの着姿を見て、「似合うわ~」と喜び合っていました。初めて自分で着て、喜んでくださると私も嬉しいです!
↓着物は昨年らくやで仕立てた紬。帯は、少しでも楽しい雰囲気になればと、キューピー柄をセレクト
1/25(月)のTさんの着付けで帯が難しかったのは、柄の直しが間違った帯だったから。Tさんはサギ柄の帯を、都内のリサイクル・アンティーク着物店で購入。そのときには、すでに帯は直してあったとか。
あの帯は、もともとは柄づけが逆な「引き抜き帯」だったのです。
同じような帯がないので、手持ちの袋帯に紙で模様を貼り付けてわかりやすくしてみました。「引き抜き帯」はアンティーク帯など古い帯に多く、左下の写真のように、お太鼓の柄がひっくり返っています。
↓柄は上下逆で、ポイント柄の場合はたれの近くに柄があります。引き抜き帯は、名称とは逆にたれを引き抜かないで結びます。そうすると、右下の写真のように柄が上を向いて出てきます。また、あの帯はお太鼓の中でたれと「て」を結んで角出しにする「本角出し」用の帯だったようで、本角出しなら「て」の長さは足りていました
↓帯の前の持ち主は、柄の位置はそのままにして柄を普通の袋帯のようにひっくり返したのですね(写真・左)。帯には、直した後の接ぎ目がありました。ところが、袋帯の柄の位置(二重太鼓)は写真・右のようにもっと上。なので、普通の袋帯のように結ぶと、サギ柄が出ませんでした
↓柄が右上の写真の位置にあれば、下の写真のように二重太鼓でお太鼓に柄が出たのですが。前の持ち主が、引き抜き帯のことを知らずに直したのかもしれません
一昨日の着付け教室にて。前日にTさんに会ったので、そうだTさんからいただいた帯を締めようと思って、写真のような組み合わせに。
Tさんが東京を離れるときに、記念に下さった更紗ふうな柄の染め帯です。Tさんとは好みが似ていて、少し締めにくいのですがお気に入りの一本に。今年の初授業で着たばかり。そのときは明るい色の着物に合わせましたが、今回はぐっと渋い色の着物と。
↓着物は古い大島紬の反物を仕立てたもの。帯はアンティークの昼夜帯。古いもの同士で相性がいいです。ただ古い帯は帯幅が狭いものがあり、この帯は幅29㎝。私は小柄なので何とか大丈夫ですけれど
昨日は、数年ぶりに東京に来たTさんの宿泊ホテルで、食事会に出席するTさんの着付けをしました(食事会はホテルとは別の会場)。
久しぶりに会ったTさんは、以前と変わらずに優しく愛らしい様子で、用意していた着物も帯も柔らかい雰囲気でTさんらしいセレクトでした。
Tさんの希望で、補正なし。最近は礼装の着付けが多く、何も下ごしらえしない着付けは久しぶりでした。でも、らくや流の着付けは補正なしが基本なので、とまどうことなくできましたが、問題は帯!
繻子地の染め帯で、お太鼓部分に見事なサギの刺しゅうがほどこされたアンティークの逸品。が、二重太鼓の長さがあるのに、お太鼓を二重にすると肝心のサギがほとんど隠れてしまう。一重太鼓にするとお太鼓の中に大量の布が余ってしまう。う~ん、どうしよう
でも、どう考えてもサギが隠れたらダメでしょう、ということで一重太鼓に。食事会が格式を重んじるものではなかったのも幸いでした。ふぅ~。
↓着物は写真では無地に見えますが、ピンクベージュ地に淡い墨色の花がびっしり線描きされた小紋。ところどころに白い模様も配した、さりげないけれど凝った着物です
↓お太鼓柄の問題だけでなく、関西巻きで前柄を出すと「て」が短くなってしまう等、着付け師泣かせの帯。でも、アンティークならではの繊細な刺しゅうと染めがすばらしく、しみじみ良い帯、大人の帯だなと思いました
金曜日の半襟コーデが終わったとき、アンティーク半襟だからアンティーク着物に合わせてみたいなと思い、ついでにコーデしたのが下の写真。こちらは全く悩むことなく、パパッと決定。
↓柄×柄の組み合わせですが、着物と帯はツタの葉柄で共通しています
本日の着付け教室にて。「大寒波!」との報道で、帰りは雪に降られる覚悟で出かけたけれど、夕方17時半ごろの帰宅時に雨がパラパラ降る程度ですみました。
雨コートも用意していましたが、万一濡れてもいいように着物はウール。帯も惜しげない自作のプチプラ帯。今日は、家を出るときに夫がいたので写真を撮ってもらいました。
↓プレタのウール着物は、バチ襟だったのを自分で広襟に直しました。帯は、帯枕なしのお太鼓に
本日の着付け教室にて。いただいてきたアンティーク半襟を使いたくて、さっそくコーディネート。いつもは、授業当日の朝に着て行くものを決めることが多いのですが、今回は2日前から始めるという熱心さ(笑)。
が! 手持ちの帯と合わなくて、けっこう苦労しました。花柄の帯が多く、半襟のスイセン柄とケンカしてしまうように感じてあれこれ帯を出していたら、部屋中帯だらけに。 結局、無地調の帯にしました。この帯、ふだんはあまり出番がありませんが、こういうときに便利。
↓着物はらくやで仕立てた紬。帯は写真では無地に見えますが、カンタ刺しゅうの名古屋帯。帯留めがアクセント
↓こうやって離れて見ると、半襟は赤い部分がほとんど見えず、ただの青系小花柄ですね。ということは、手持ちの花柄帯でもOKだった? 着装すると半襟の見える面積が小さくなるので、印象が違ってきます。って、わかっていたんですけどねぇ
↓実際に着てみたら、思っていた以上に帯の白が目立つかな? でも時間がなくて、このまま出かけちゃいました
一昨日の着付け教室にて、もう一つ。たまたま教室の片隅にあった「自由に持ち帰ってOK」の古着・古布の中から、古布を2枚いただいてきました。
1枚はアンティークの染め半襟。汚れはありましたが今までの経験から、「このくらいは大丈夫」と即断(もちろん自分で洗うこと前提で)。何より、鮮やかなスイセンの柄にビビビッときまして。目立たないですが、部分的に刺しゅうも入っています。アンティークならでは!
もう1枚は、着物を解いた帯揚げサイズのハギレ。汚れも傷みもなく、何かに使えそうかな、と。帯揚げにしてもいいし、切って半襟や伊達襟にしても。
↓帰宅して、さっそく洗濯。半襟の汚れは予想どおりあまり落ちなかったけれど、柄にまぎれて目立たないからいいんです(笑)。大きいハギレは洗ったらかなり色落ちした
昨日の着付け教室にて。前後の予定の関係で、着付け教室で着物に着替えることに。着物一式を持って歩くとけっこうな重さなので、とにかく軽い着物を選びました。というわけで、またウール着物。単衣だし、シルク混のウールなのでかなり軽い自作着物です。
帯も持ち歩くとけっこう重いのですが、幸い半幅帯の授業だったので助かりました(帯枕などの小物も必要ないので)。
↓もう二度と作れない(!?)自作着物に、博多織の半幅帯。結びやすいので、授業のときはこればっかり