知り合いのTさんから、12月にホテルでの会食用の着付けを頼まれています。
そのTさんから「着て行く着物を迷っているので、見てほしい」と言われ、
本日、ご自宅にうかがってきました。
まだ着たことがないという訪問着2枚、小紋2枚が候補でした。
帯は袋帯主体に候補が7~8本(もっとあったかな?)。小物もいっぱい。
で、着物を試着しながらどんどん帯を変えていき、
Tさんの希望を聞きながら帯揚げや帯締めもそのつど帯に合わせて変えて、
ガンガン写真を撮りました。
最終的には写真のあがりを見て、どれを着て行くか決めるそうです。

↑試着中のTさん(試着なので、左右の半襟幅が揃っていませんが…

)
Tさんが一番気に入った組み合わせが、上の写真です。
遠目は無地に見える江戸小紋調の上品な小紋と、金糸が織り込まれた松の文様の袋帯。
Tさんは60代前半の優しい雰囲気の方で、
私としてはもう少し華やかな訪問着のほうが、ご自分の持ち味を生かせるのではと思いましたが、
会場では着物の人が少なく、地味な洋服の同年代かそれ以上の年齢の女性が多いとか。
そんな中で悪目立ちしたくないとのことでした。