Zooey's Diary

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米国で売れて日本で売れないもの

2013年02月12日 | 社会


食品会社カルビーは先月末、2013年3月期の連結業績予想を上方修正したのだそうです。
連結純利益が前期比23%増の87億円に達する見込みで
4期連続の最高益という、なんとも景気のいい話。
その陰に、前年比160%以上の売上という「フルグラ」の飛躍的成長があったのだと。
「フルグラ」というのは、穀物をオーブンで焼いて砕いた「グラノーラ」という
シリアルの一種にドライフルーツをミックスした商品なのだそうです。

へええ…
「フルグラ」、私は食べたことがありません。
かつてたまには朝食にシリアルをと何度か思ったものの、
夫も息子も嫌がり、結局我家には根づかなかったという経緯があるのです。
料理は家事の中では好きな方なので
それに手間をかけることはそれほど嫌ではないのですが
私は何しろ、朝に弱い。
慢性的な睡眠不足に加えて低血圧。
毎朝なんとか起きて機械的に朝食を作り、夫や息子を送り出すものの、
ちゃんと目が覚めるのはその後という体たらく。
なので、たまにはミルクをかけたシリアル、それとコーヒーなどという朝食だったら
物凄くありがたいのだけど。

この記事では、シリアルはアメリカで売れていて日本で売れていない商品のNo.1と
言い切っている。
確かに、朝シリアルを食べる光景は、アメリカ映画の中で嫌というほど出て来ます。
若い頃アメリカにホームステイした友人も、
一年間毎朝シリアルだったと怒っていたなあ…
そういえば、以前我家にショートスティしたアメリカ人の若者に
ベーコンエッグにサラダ、フルーツを入れたヨーグルト、トーストにコーヒーといった
朝食を出したら、こんなゴージャスな朝食をと驚かれたことがあったのだった。
イギリスのフル・ブレックファーストは有名で、ベーコン、キノコ、ソーセージ、
フライドトマト、 卵料理、ブラックプディング、ベイクドビーンズ等々が皿に盛られる。
私も旅行した際には堪能しましたが
イギリス人の男性と結婚した友人は、あれはホテルだけ、
普通の家庭ではシリアルばかりだと言っていました。

カルビー社長の伊藤氏は、
アメリカのシリアルは不味いが、「フルグラ」を食べたらこんなにおいしいシリアルが
あったのかと驚いたと言っています。
”香ばしさと食感の良さが口コミで広がり、
今までシリアルに馴染みのなかった世代にも支持されるようになった”のですと。
さて、我家の頑固な男たちに受け入れられるかどうか…?

隠れたヒット『フルグラ』でカルビーが仕掛ける朝食革命
http://dime.jp/genre/67355/
コメント (10)
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