Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

紅葉の京都➀

2020年11月24日 | 国内旅行

三連休の数日前になって、いきなり全国で感染者激増。
GoToトラベルの旗振りに乗って予約した旅行をキャンセルするかどうするか悩んだのですが、結局行って来ました。
3年ぶりの京都。
紅葉の、まさに見頃の時期に行ったのは初めてです。

21日土曜日早朝の新幹線は満席。
新幹線には毎月乗っていますが、コロナ禍以降こんな満席になったのを初めて見ました。
GoToキャンペーン効果、おそるべし。



一日目、嵯峨野へ。
上々の天気のもと、まずは大きな仁王門がある清凉寺へ。
その近くにある小さなお寺、宝筐院の紅葉が夢のように綺麗で息を呑みました。
それは紅葉満喫の旅の始まりに過ぎなかったのですけど。



どんどん歩いて、二尊院へ。
「小倉山 峰のもみじ葉心あらば 今ひとたびのみゆき待たなむ」と
百人一首にも詠まれた小倉山の麓にある二尊院。
その近くには、百人一首ゆかりの藤原定家が営んだ時雨亭跡という場所も。
「小倉百人一首」という名称は、定家が小倉山で編纂したことに因んでそう呼ばれるようになったのだそうです。

子供の頃、家族で遊んだ百人一首。
中でもモミジが出てくる歌は、子供にも分かりやすくて好きでした。
「奥山に もみじ踏みわけ鳴く鹿の 声きく時ぞ秋は悲しき」とかね。



「このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみじのにしき 神のまにまに」
これは意味はよく分からないままに「かみのまにまに」というあたりのリズム感が好きでした。
「幣(ぬさ)」というのが道祖神に捧げる色とりどりのお供えを意味し、「神のまにまに」が「神の御心のままに」という意味だと知ったのは、随分後のことです。



息子たちが小さい頃にも、リビングにこたつを置いて散々やりましたとも。
大きくなった息子たちの記憶の底に、一首くらいは残っているのかなあ。
この日は清凉寺→宝筐院→二尊院→祇王寺→念仏寺→常寂光寺→天龍寺→大覚寺と歩き、
トータル28,367歩でした。

コメント (10)
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