ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

「ドラマワークのプログラムをつくろう」

2009-02-10 07:48:14 | ワークショップの報告

遅くなりましたが、講座「ドラマワークのプログラムをつくろう」の報告です。

一日目:1月31日 14:00~19:00
・PPを使って、ドラマ教育の話
・自己紹介
・あちらかこちらか「ファシリテーテーの資質」
・四人で話す「どんなファシリテーターになりたいか」
・プレゼント

休憩

・小学校でのドラマワークの実践を体験しながら辿ってみる「一歩大人に」
・話し合いと実践「グルーピングの方法」
・今日をふりかえって

中学の先生2名、俳優2名、学生2名、男性2名の計8名。お互いアイデアを出し合いながら、主にグルーピングとウォームアップについて、ああだこうだと語り合いました。ワークショップを体験しつつ、語りつつ。メンバーが多彩で面白かったです。

終了後、6人でにぎやかに食事をしました。

二日目 2月1日 10:00-17:00
・ドラマワーク「ヤンバルの自然」を体験していただいた後、ああだこうだと話し合いました。

12時半ごろから1時間ほど休憩の後

・ドラマワーク「魔法の森」ももちゃんがファシリテーターに
「村の湖が枯れた。村を救うには魔法の森のモンスターからどうすれば良いのか聴かなければならない。でも、魔法の森は危険な森で、これまで行って帰った人がいない。」
 椅子や机やあるものをつかって、魔法の森をつくる
 魔法の森を体験する
 少年役とモンスター役を決める。モンスター役は、どんなモンスターでどういう課題に答えたら少年の質問に答えるか、どうしたら湖が復活できるかを考える。少年は服装などを考えて、魔法の森の地図をつくる。
 少年とおばあさん(ももちゃん)の会話から少年の旅が始まる。
 少年は無事、湖を取り戻して、ストーリーが完結する

・PPを使って、ドラマ教育の話

高校の先生、プレイバック・シアターのメンバー、俳優二人、臨床心理士と、これまた経験も職業もまったく異なる人たち5名。話し合われることが、深く広くて、良かった。午前の「ヤンバルの森」はお勉強にいかにドラマが使えるか。午後のももちゃんのワークショップは、ドラマで遊びきったという感じ。とても楽しかったです。

長い二日間、どうなることかと思いましたが「正直、参加するまでは時間が長すぎると思っていたけれど、実際やってみるとあっという間」という反応に、ほっとしました。ただワークショップをするだけでなく、それをもとに「ああだこうだ」と言い合いたいという私の願いがかなえられて、本当に幸せでした。

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獲得研2009春のセミナー―表現・コミュニケーション教育の新地平

2009-02-10 07:21:22 | お知らせ

昨年はジョナサン・ニーランズ先生を迎えて行なわれたセミナーですが、今年もシンポジウムとワークショップ、それらをはさんでアイスブレイクとまとめの集い、と充実したプログラムです。

私もワークショップのひとつを担当させていただきます。

3月27日(金)10:00-17:30

日本大学文理学部・百年記念会館(京王線下高井戸駅より日大通り8分)

申し込み:kakutokugata@auone.jp

詳細は「0903kakutokugata_seminar.doc」をダウンロード 

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