ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

行動範囲が広がりそう

2016-09-29 22:11:14 | 日記・エッセイ・コラム
後期授業が始まりました。

茨木キャンパスの授業、環境教育論の受講生が少なく、グループワークがやりにくい感じです。
でも、少ないから良い面もあります。
全員で一緒に考えることができる。

環境教育論のスタートは、植物特に樹木に焦点を当てて、自然環境と人間とのかかわりを考えたい。
そう思って、木っ端を持っていきました。
どの木っ端が同じか、一緒に考えました。

実は、私は同じ種が2個ずつあると思っていたのです。
それで同じ種でペアをつくろうとしたのですが、どうしてもできない。

実は、ペアになっていませんでした。
でも、「ペアになっている」と言われと、人間それに合わせようとしてしまうのですね。
先入観に左右される。
「ペアにできない」と発見できたのは、まともでした。
次週は、岩倉山(キャンパス内の丘)へ行く予定です。

授業が終わってから、兵馬俑展を見に行きました。
茨木でお昼に授業が終わると、そこから大阪や京都で何かができる時間があるということを発見。
中之島の美術館でしたが、梅田まで快速で2駅、そこから徒歩20分ほど。
近い!

始皇帝が亡くなって、3年後に秦は滅んでしまいます。
8000体の兵馬俑を、しかもあの大きさでつくるなんて、
自分の生きているうちから、自分のお墓にあれだけの財力を注ぎこんだのだから、
滅ぶのも無理はないか。

始皇帝のお墓の規模にも驚きますが、秦の時代の工芸品、装飾品の美しいこと。
思わず「すばらしい」と声をあげてしまいました。
デザイン力は、2000年前からそう変わっていないのではないでしょうか。
時代に合わせて変遷するだけで。

愚かしさとすばらしさ。人間の世界は、面白いです。



コメント
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