クローズアップ現代で清水寺平成縁起絵巻が取り上げられました。
それを見ていて、これのストーリーを考えた父のことを思いました。
本当のところ私は、奉納のときに見せていただく前は、どんなに豪華な絵巻かと期待していたのです。意外と質素だと感じました。
五木寛之氏が「静謐な」と表現していました。それを聞いてなるほどと思いました。
一寸法師や物くさ太郎の話が出てきて、「父はお茶目だな」と思ったのですが、それは権力者だけでなく庶民に支えられてきた寺だったことを表現したかったのでしょう。
この先、戦乱がなくこの絵巻が存続し続けること。そんな平和を願う思いも込められているに違いありません。
改めて見ると、「父らしいな」と思えました。
五木氏と私が一緒に写っている写真があります。といっても、ずっと以前、たまたま清水寺で写真をとったときに、来ておられた五木氏が写っていたというだけなのですが。あの写真、どうしたかしら。
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