ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

「私、失敗しないんで」

2020-01-15 14:27:53 | お仕事


お惣菜の仕事。

今日は朝の陳列で事件。
私は7時半からの勤務だけれど、だいたい10分前ぐらいには仕事にかかる。
同じ陳列の仕事をしている人たちは、もっと早くに来ていることが多く、私は途中から加わることになる。

ところが今日は私が早かったのか、他の人が遅かったのか、最初からすることに。
「まずケースのラベルを剥がして」と言われて剥がしたら、
「水産のものまでラベルを剥がしたので、どれが水産のか分からなくなった」と言われた。
ありゃりゃ! ラベルを剥がしてと言われれば、みな剥がせばよいと思うじゃないですか。

これでしばらく時間ロス。

陳列の手順。
まず、残っているものの日付チェック。賞味期限切れがないかどうか。
ワゴンの中のケースのラベルを剥がす。
サラダ、惣菜、麺類・汁物、弁当、寿司に分けながら、ワゴンからケースをおろす。
見栄え良く並べる。
賞味期限の早いものが前にくるようにするが、そればかりが前に並ばないようにも気をつける。
値段表示やポップが適当な位置にあるかどうかをチェック。
ケースをかたづける。
入荷一覧表を所定の位置へ。別の部門のものはその部門へ持っていく。
以上

一応、どこに何を並べるか、表をもらっているけれど、
季節やイベントで、そのころにふさわしいものがあるので、表にないものもたくさんある。
また、翌日のお天気やイベントを考えて発注担当者の裁量で発注されるため、
日によってはとても数が多い時や、少ない時もある。
今日は70分かかった。
これを40分ぐらいですませられるようにしたい。

そういうわけで、今日はだし巻きの本数が少なかったにもかかわらず、11時半までに終わらなかった。
11時半までにその日つくらなければならないものをつくって、
後片付けをして、
12時ちょっと過ぎに終わるというのが理想だけれど、なかなか実現しない。

結局1時前になった。
後片付けをどこまでやるか。
片づくまでやろうとすると、ずいぶん超過勤務になってしまう。
同じ午前勤務の人が一所懸命に片付けているのに、
私だけ帰りますとも言いづらい。
午後の人に余裕があるなら、午後に任せたいが…。

以前、ナスなしナスのミートソース焼きをつくってしまった件。
パート・バイトの中でも、経験豊富でリーダー格のOさんが私に
Oさん「私、この前ソースを入れ忘れてスパニッシュオムレツを焼いてしまったわ」と。
Oさん「全部捨てて、また作り直した」
私「そんな話を聞くと、ホッとする。私、失敗ばかりだから」
Oさん「完全な人はいないよ。誰でも失敗するから」と。

私のことを気遣って、わざわざ言ってくれた。
こういう人がいてくれると、ほんとに助かる。

「私、失敗ばかりなんで」ではなくて「私、失敗しないんで」と言ってみたい。
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