話の面白い人は、キャッチフレーズ作りも巧い人であるようです。
ビートたけしさんは小渕元首相を称して、「海の家のラーメン」と言いました。
その気持ちは、「期待せずに食べたら思ったより美味かった」
このようにある一つのことを説明するのに、イメージが膨らむような短いフレーズで表現するのはなかなか難しいことです。
今日の絵は”バラの花”です。F6号
田中真紀子さんが「軍人・変人・凡人」と言ったのも、当時の候補者(梶山さん、小泉さん、小渕さん)のそれぞれの特徴を一言でうまく表しています。
タモリさんはかっての所ジョージさんを称して「トイレの100ワット」と言いました。
これは、”無駄に明るい”と所さんのキャラクターを的確に表した名作です。
ご存知、長島茂雄さんもキャッチフレーズ作りの天才です。
「メイクドラマ」「メイクミラクル」など毎年、フアンの期待を掻き立てました。
そして、その長島さんについてもかって「記録に残るの王、記憶に残る長島」と表現した人がいましたが、これなど思わず”うまい”の一言です。
いずれにしても、説明したら長くかかるようなことを短いキーワードで表現すると、パット頭に入って印象に残りやすい一言が、その人のセンスの良さが表れます。