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地名と表記がちがう駅名とは!!!!

2006年03月29日 08時27分27秒 | 鉄道のよもやま話

駅名には地名と読み方は同じでも表記が違う駅がかなりあります。

JRでは西宮市にある駅は「西ノ宮」駅だし、三宮にある駅は「三ノ宮」駅ですが、私鉄では阪急も阪神も「西宮」駅であり「三宮」駅です。

どうしてこんなふうに地名と表記の違う駅名があるのでしょうか?
これは、もとは地名がどちらの表記でもよかったのですが、戦後の住宅表示制度などにより、駅名と異なる表記の方に統一されてしまったためと思われます。
つまり駅名はそのまま残されたので、駅名と地名が違ってしまうことになったのです。

では、どうして住宅表示制度によって表記を変えたのかについては明確な理由はなく、分かり易いからといった便宜的なもので、カタカナまじりの表記を改めるという傾向もあったようです。

特殊な例としては、町村合併によるものもあります。
大分県の「湯布院」町は、駅名は「由布院」駅。 これは由布院町と湯平村が合併して湯布院町に変わったため、町名と駅名が違っていました。今は由布市となっています。

    

また、JR「市ヶ谷」駅は、地名は市谷。 「四ツ谷」駅も地名は四谷。
地下鉄「霞ヶ関」駅の地名は、霞が関です。