例年の恒例となっています新年の初詣は、元旦の広田神社に続いて、3日は門戸厄神にお参りして来ました。
賑わう門戸厄神さんの境内
門戸厄神さんの通り名の方がこの辺りでは一般的ですが、本来は「松泰山 東光寺」といいます。
厄除けの祈願寺として有名ですが、この寺は嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が開祖したと伝えられています。
嵯峨天皇が41歳の厄年の時、夢での厄神明王の感得に、大師自ら「愛染明王」と「不動明王」が一体となった明王像を三対刻み、それぞれ高野山の麓にある「天野明神」、山城の「石清水八幡宮」、そしてここ「東光寺」に祀ったとされており、現存するのは東光寺の厄神明王のみとなっているそうです。
表門の下には42段の男厄坂が・・・ 中楼門の下には33段の女厄坂が・・・
東光寺の表門は、阪神淡路大震災で全壊しましたが、再建されています。
この辺りの阪急電車の今津線を渡る国道171号線の橋梁や近くの山陽新幹線の橋梁も地震で落下し、地震の凄さがうかがえます。
この門戸厄神さんのお参りでの不思議は、表門より南門からの参拝者が圧倒的に多いということです。 これは、阪急門戸厄神駅から近いということで、出店もこの駅から南門に沿って多く軒を連ねています。