色々な検定や資格が流行っています。
検定と資格とは、どう違うのでしょうか?
検定とは、一定の基準に基づいて検査し、合否や等級などを決めます。例えば英語検定などがそうです。
資格とは、あることを補うのに必要な地位や能力、ライセンスを取得するもので、例えば税理士などがあります。
今、その中でも検定が、民間団体などが中心に色々な種類のものがあります。
特にユニークなものとして、京都検定などの郷土を中心とした検定やタイガース検定とか、時刻表検定など趣味的な要素が大きなものがあります。
今日の絵は、イタリア・薄暮のベネチュア F8号
「映画検定」というのがあります。
昨年12月に第2回目が実施されました。
主催は、日本で最も長い歴史と権威を誇る映画雑誌の「キネマ旬報社」です。
検定内容は、1級から4級までのレベルで実施されます。
その根底には、映画はその時代や民族や国の世相や文化、思想、歴史などを映し出す優れた芸術であるということから、その文化を守ろうとするもののようです。
「日本常識力検定」というのもあります。
主催は、日本常識力検定協会ですが、その協会の主体がどこなのか不明です。
「常識」という言葉は、”健全な社会人なら持っているはずの、ごく普通の知識、判断力(三省堂新明解国語辞書による)”ということになります。
同検定は、年2回実施され、自分の「常識」レベルがどの辺にあるのかを知るためのものです。
内容は、「敬語とマナー(言葉使い・冠婚葬祭)」「暮らしの知恵(衣食住・健康や応急処置)「社会のしくみ(政治や環境)」「生活の中の法律(身近な法律知識)」「社会生活とお金(経済や産業についての理解)」「知識と教養(ことわざ・慣用句・学校教育)」の六つのジャンルから出題されます。
自分の映画の知識や常識力がどのくらいあるのか、試してみてはどうでしょうか?
映画検定のホームページ
http://www.kinejunsoken.com/eigakentei/
日本常識力検定のホームページ
http://www.josikiryoku.com/