北京五輪野球の日本代表の監督に星野仙一氏が就任を受諾したというニュースが流れています。
星野氏の代表監督は就任は、既に代表編成委員会でアマ側から人選を一任されていたプロ側が内定し、事実上決まったということです。
25日に都内で開かれる日本代表編成委員会を経て、星野氏の記者会見が行なわれます。
2012年のロンドン五輪で実施競技から外れた野球の五輪復活に向け、北京は重要な大会になると思われます。
また、アテネ五輪の時のような「1球団2名」という条件付ではなく、ベストメンバーを組む方針とのことですが、北京五輪が開催される8月は、ペナントレースが佳境に入る時期でもあり、夏休みで観客動員が多い時期ということもあって、12球団の意志の統一を図るのにはかなり難しいようです。
このことについては、阪神のオーナーが力説して、各球団に要請するものと思われます。
とも角、星野氏の実績やリーダーシップは、万人の認めるところでありますが、星野氏が充分その力を発揮できる環境を整えたいものです。
さらに心配なのは、健康面です。 かの長島氏、王氏の例もあることで、金メダルというプレシャーが、星野氏を襲ってくることは必死です。
今年の11月~12月に台湾で行なわれるアジア予選からではなく、日本、中国、キューバ、アメリカが参加して今年の8月に北京で行なわれるプレ五輪から星野氏が指揮を執るようです。
これからの星野氏の動向に目が離されません。