バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

思い出の品々

2011年11月05日 22時41分38秒 | いろいろ

8月から9月にかけてベランダのゴミ山を片付けていた時、長年の風雨でボロボロになった段ボール箱を発見した。恐る恐る開けてみると… 段ボール箱の五分目くらいまで“私の学生時代の思い出”が入っていたのである。卒業アルバム、日記帳、写真など…

卒業アルバムや日記帳には汚れや破れが見られたものの、内容そのものはまったく問題なく読み取ることができた。しかし… プリント写真はほぼ全滅状態だった。ミニアルバムに収めてあった写真は、画像が流れて真っ白になり… 封筒の中で重なっていた写真は、すべて貼り付いてしまって剥がせない状態だったのである。

そんな“大切な思い出”が、なぜベランダに放置されていたのか… しばらくして私は思い出した。十数年前か、あるいはそれ以上か… 私が長野のアパートから名古屋の実家へ「そのまま部屋の片隅にでも置いといて!」と、その段ボール箱を送ったのである。その時点では、そこには“その他の思い出”も入っており、それが原因で放置されたに違いないと…

原因となった“その他の思い出”とは… 某宗教団体関連のものである(月刊ブログ「046.純? 否、鈍なんです」参照)。私の中では“単なる思い出の一つ”に過ぎないので、あまり深く考えずに送ってしまったのだが… 両親はそう思わなかったようだ(そりゃそうだ…)。

その段ボール箱を送った数日後、滅多に掛かって来ない両親からの電話があり「どういうことだ!?」と問われ、「もう行ってないし… そういうのを信じている人間が競馬なんかやらないでしょう?」と答えた記憶がある。

思い出の写真は全滅… と思っていたら、奇跡的に数枚だけは無傷で残っていた。子供の頃に母と一緒に写っているものと、同じく亡父と写っているものが… これらだけは大切にしなければ! 二度と撮れないものだから…

追伸 中学から大学まで書いていた日記をチラッと読んだけれど… とてもとても恥ずかしくて… すぐに閉じてしまった。もう二十年くらい経てば、読めるようになる… かなぁ???