バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ルール変更の裏事情?

2021年05月13日 18時26分07秒 | 仕分け作業(夜勤)
ちょっと前から変更になった、“トラックへ荷物を渡すための作業”における“荷物がいっぱい詰まった大きな箱の運搬車への積み方”について… 私は今でも「あぁ~!」「もぉ~!」と独りでブーブー言いながら作業をしている(他にも多数いるようだ。もちろん全員ではないと思うが…)。その大きな箱を横倒し(開口部が横向き)にした状態で、1台の運搬車に2個×3段=6個を積むのだが、以前は、運搬車の幅に少し(10cmくらい)余裕があったので、ポンポンとストレスを感じることなく積むことができていた。

ところが、開口部の縦と横の長さに10cmくらいの差があることに目を付けた人物が、「これまでは全て長い辺を縦に積んでいたけれど、1段目の右側と2段目の左側の箱だけでも短い辺を縦にして積めば、3段目の高さが10cmくらい低くなるから積み上げやすくなる」と会社側に提案… それが全国的なルールとしてPRされてしまったのである。実際に作業している我々には「どちらがやり易いか?」などの事前の聞き取り調査が一切なく… もちろん、「少しでも低くなってやりやすい」という意見もあると思うのだが…

“仕分け用の大きな箱”は直方体なので、私は「想像しやすいだろう」と思って“箱”と表現しているけれど、実際には“金属や木材などと違って柔軟性のある素材”で作られているので、中身が一杯になると“袋”のように少し膨らんでしまう。そのようにパンパンの状態になった箱の横に、ギリギリ一杯の幅の箱を入れようとすると… 引っ掛かって、引っ掛かって… イライラ、ムカムカ… 「積みにくい!」となっている。はぁ… 多分、一部の人間だけで盛り上がって、一部の人間の評価が上がっただけ… ま、いつものことなんだけどね。ハハハ…

また、例の“茶封筒以外の封筒類もプラスチック製ボックスに入れる”というルールはヨーロッパの某国が発祥らしく… そこでは、茶封筒なるものがほとんどないらしい。そりゃ、ボックスなんて使わんわなぁ~ ハハハ… ま、それはいいとして… そういう事実を隠して、無理矢理ウチの倉庫に当てはめて“訳の分からない目的”で説明しようとするから… 勤務時間の異なる昼勤と夜勤が、お互いに「どうせあいつらが余計なことを言ったんじゃねぇの?」などと、仲間同士であるはずの見えない相手を悪者にしてしまうのである。(これまでにも、似たようなケースはあったようだ)

その翌日、たまたまある正社員と話す機会があったので、「~ということだから、正直に“外国発祥の話が本社経由で来ているので、我々ではどうしようもない”と言えばいいのに… そうすれば、みんなも“それじゃ~ しょうがない”と、納得はいかなくても諦めるし、身内がお互いに悪者扱いすることもないし…」と自分の考えを伝えた。そして昨夜、“仕分け作業などで使う機械”にログインしたらアンケートが出たのだが… “あなたのヤル気を引き出すには?”みたいな質問の後に、“ルール変更などの裏事情を説明する”みたいな選択肢が出たので迷わずタッチした。それにしてもタイムリーな質問… ん? まさか、私、狙われてる!? ハハハ…