終点の某所で、忘れ物チェックのために車内通路を歩く… すると、一人掛けの座席の中央に一枚のカードが置かれていた。それは“土日自然環境保護運動切符”だった。裏返して見ると、そこには今日の日付が印刷されていた… つまり“消費期限”が今日なのである。
時刻は午後2時… まだまだ「これから使います」と購入する人がいる時間だ。しかし、早朝から出掛けていて既に帰って来たならば、「もう使いません」という可能性もある。いずれにせよ“まだ価値があるもの”なので、勝手に破棄するわけにはいかないだろうと思った。それと同時に「もしも忘れ物だったとしても、諦めて問い合わせもしてこないだろう」とも思った。しかし、何事も「万が一!」ってことがあるので、営業所へ電話を入れておいた。
たったこれだけのことだが、妄想家の私は「座席の上で荷物の整理をしていて、慌てて降りてしまったのかもしれない」「いいや、他のゴミと同じように、ただ捨てていっただけだよ」「あるいは、自分はもう使わないけれど、誰か使ってもいいよって意味で置いていったのかもしれない」「それならば、バスに乗ってからでは遅いだろう」「電車だけでも良いでしょう。ただで乗れるんだから…」などと一人でアレコレ考えているうちに、次の発車時刻を迎えたのであった…
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