バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

最後の一人になった時…

2024年12月21日 18時54分08秒 | 病院の黒子(夕勤)
昨日、一日の手術件数としては平均的だったのだが、私の出勤時刻以後に終了した手術が多かったので、手術室から運ばれてきた器具類を洗って乾燥させては、空になった何台もの運搬台を清拭して手術室フロアへ返却… その繰り返しで忙しかった。当然、手術室の清掃担当も忙しく、彼らの退勤時刻になっても後片付け的な作業が残っていたので、それを私が引き継いだ。

その作業を進めていたところ… 滅菌室で作業をしていた先輩が手術室フロアへ上がってきて「もう下(滅菌室)は終わったから帰りますよ」と教えてくれた。私は、手術室フロアでの作業を終えた後、洗浄室へ戻って後片付けを開始… 一つ一つの作業は難しくないのだが、その数が意外と多く… 私一人になってから30分以上も掛かってしまった。

昨日に限った話ではないのだが… 最後の最後にエアコンや電灯のオフ、戸締りの確認などをしている時には、いつも様々な音が聞こえてくる。みんなが作業をしている時も鳴っているのかもしれないけれど、みんなが帰ってほぼ全ての機械が止まっていると、よく聞こえるのだ。明らかに「滅菌機の音だな」とか「洗浄機の音だな」と分かる音もあるけれど… 「今のは何の音だ?」と思うことがある。

いや、マジで… 「ん? 誰か来た? あぁ、さっき帰った先輩が忘れ物でも取りに来たのかな?」と思うこともあるのだ。が、実際は誰も来ておらず… もしも、ずっと静かな中での突然の音だったら「ドキッ」として“私の知らない世界”を想像してしまうところだが、「カタン」とか「ブ~ン」とか「バタン」とか… 頻繁にあちこちから音が聞こえているので「怖がる先輩もいるけれど… どうせ機械の音でしょ」と思っている。(いやいや、それだけ多くの“何か”がいるのかもよぉ~)


寒さによる影響で…

2024年12月20日 12時26分23秒 | 病院の黒子(夕勤)
「アッ!」と言う間に秋が過ぎて冬がやって来た。冷たい北風が吹く中を出勤するのだが、特に急いでもいないのに早歩きになっているようで… 夏は、住宅地を抜けた後の信号が「もうすぐ青に変わる」タイミングだったのに、今は「赤になったばかり」というタイミングになっている。そこでただ立っている時間が長くなるならば、もう少しゆっくり歩いた方が… でも、早歩きの方が体が温まりそうだし… どっちがいいんだろうなぁ~

さて、出勤して着替えて事務室で検温した後にパソコンで出勤チェックをするのだが、寒さで手が冷たくなっているので、起動させるための静脈認証が通らなくなってしまった。通勤中は手をポケットに入れたり手袋を装着したりしているのだが効果なく… 手のひらを太ももでゴシゴシ… エラー! ゴシゴシ… エラー! 「こんなんで遅刻したら洒落にならんな」と思っていたら、休憩室から出てきた先輩が“正に手を貸してくれた”ので助かった。

その時、「入社当初から“何らかの事情で自宅を出るのが遅れたらマイカーで行けばいいな”と考えていたけれど、冬の間だけでも常にマイカーで通勤すれば、手も冷たくならないから解決するではないか!」と思った。会社には徒歩通勤で申請しているのでガソリン代が出ないのは仕方がないとして、病院の駐車料金が必要… ということで、改めて駐車場に立っている料金表を見て驚いた。受診でもお見舞いでもない場合は“30分600円(最大料金なし)”となっていたからである。

「1時間1200円か… 私の時給より高額だなぁ~ 働けば働くほどマイナスじゃないか!」と思っていたら、次の日には“60分600円(最大料金なし)”になっていた(誤った料金表示を貼り替えたのか? 私の見間違えだったのか?)。なんだ600円か… 赤字じゃないなら安心してマイカーで行けるなぁ~(いやいや、何が安心だよ! つい先日、自分の運転が危険になりつつあると思い知らされたばかりじゃないか!)


子供の頃から好きなこと

2024年12月19日 10時42分17秒 | 病院の黒子(夕勤)
一昨日、手術で使用された器具類を受け取りに手術室へ行ったら、そこには二人の看護師さんがいて、一人がパソコンで作業中、もう一人が器具類の確認をしていた。その時、手術室のBGMに“Pe●fumeのポ●リズム(2007年発売)”が流れていたので、思わず私は「あ、懐かしい」と声に出してしまった。そこで看護師さんから「そうですね」くらいの反応があるだろうと思っていたら… なぜか二人同時に笑ったので驚いた。

「えっ!? 今のは笑うところ? このジジイがPe●fumeの曲を知っていることが変だから?」と不思議に思いながら「この曲を初めて聴いたのは紅白●合戦だったんですよ」と続けた。すると「へぇ~ 出てたんですね」と返答があったので、「それから一時期、ハマってたんですよ。CDやDVDも5~6枚は買いました」と言ったら「ガチのファンじゃないですか」と言われ… 束の間の楽しいトーキングタイムとなった。

私がDVDを購入した目的は、言うまでもなく彼女たちの振り付けを覚えるためである。が、若い頃と違って頭に入らず残らず… 断念した。私は、子供の頃から振り付けを覚えるのが好きで、天地~ 西城~ 郷~ ピンク~ キャン~ 沢田~ 田原~ 近藤~ 松本~ 小泉~ 本田~ 工藤~ Win~ 昔はビデオなんてなかったから、一つでも多くの歌番組をテレビで見るしかなかった。時には、振り付けを覚える前に新曲が出てしまうこともあったっけ…

また、昔は1番も2番も同じ振り付けが多かったし、すぐに真似できる動きばかりだった。しかし、いつ頃からか… 1番と2番で異なる振り付けになったり、特に運動神経も柔軟性もなく“バック転もできない”私には真似できない振り付けが増え… それと同時に私の記憶力の低下もあり、真似する気力を失ってしまった。それでもたまにヤル気を出してT.M~ そして今はボケ防止のため♪LOVEドッきゅん… ガッツリ平成の歌なのにドップリ昭和的な振り付けが良い(^-^)v


自分では見られない動画

2024年12月18日 11時51分06秒 | 日記
10月に開催されたテニスイベントで福岡へ行った時、前夜祭の二次会で行ったスナックでは、見ず知らずの常連客(?)と一緒に楽しいカラオケ大会になったのだが… そこで初めて“L●VEドッきゅん(2007年発売)”という曲を聴いて「こんな楽しい歌があったのか!」と私の心に突き刺さったので、帰宅してすぐにネットで検索… それから毎日のように視聴を繰り返しているのだが、多分、みんな知らないだろうから… 披露することはないと思う。

さて、先月から今月にかけて、あっちこっちで宴会に出席… 当然のように、二次会は昔の仲間たちと一緒に、あの頃の曲でカラオケ大会となった。が、当時とは時代が違って… 今はスマホという文明の利器があることを私は忘れていた(私が使いこなしていないだけなのだが…)。何人もの仲間が“私の歌い踊る動画”を撮っていて、「楽しかったです」というメッセージと共にグループラインにアップしてくれたのである。

それはとても嬉しくありがたいことなのだが… 私は動画を直視できず、すぐにラインの画面を閉じてしまった。自分が踊っている(躍動している?)姿を見ていられなかったのだ。ただ単に恥ずかしいだけでなく、何とも言えない複雑な気持ち… 「こんなおぞましいモノを楽しいだなんて、意味が分からん! みんな、どうかしてるぜ!」と思うと同時に「他の人が踊っていたら、私も楽しめるかも… 立場が変われば気持ちも変わるかもしれないな」とも思った。

また、カラオケの途中で… 誰かが「追悼だ」と言って“亡くなったアイドル”の曲を検索… 他の誰かが“あるヒット曲”を挙げると、みんなが口を揃えて「それがいい」「それそれ!」と言って決定… 私も、そのアイドルの曲を何曲か知っているけれど、その曲はほとんど歌えず、マイクが回ってきても拒否するしかなかった。そう、みんなが「いい」という曲は、だいたいテンポの遅い“聴かせる曲”なので…(そうそう! オマエには、歌詞を間違えても音程を外しても気にせず、勢いだけでイケる曲がお似合いだもんな)


車検時のプレゼント

2024年12月17日 10時53分08秒 | 日記
先月9日に車検を受けて支払いをして「さぁ、帰ろう。再配達のお願いをした時間帯に間に合いそうで良かった」と思ったら、カウンターの女性が男性に交代して自動車保険の話を始めてしまった。「まぁ、少し話を聞くくらいならばいいか」と思っていたのだが、予想以上に話が長く… 私が「再配達の時間に間に合わなかったらマズイな」と焦り始めたところで話は終わったので、急いでマイカーに乗って帰宅… 無事に再配達の荷物を受け取ることができた。

翌日の夜、車検の明細書を片付けようとチラ見したら“ボックスティッシュ30”という文字が目に入ったので「あ、そうだ。いつも車検の時は後部座席にプレゼントされたティッシュが積まれているんだっけ… 確か、前回は一週間くらい気が付かず、車内に放置したままだったんだよなぁ~」と思い出した。そこで「今のうちに取り出しておこう」と思ってマイカーの中を確認したのだが、後部座席にも荷台にも、どこにもティッシュが見当たらなかったのである。

週明けに電話を掛けて事情を説明したところ、「次はいつ来店されますか?」と聞かれたので、「車検後100km走行での“タイヤホイールナットの増し締め”になると思うのですが、週末しか乗らないので来月になってしまうかもしれません」と答えた。すると「それでは、ご来店時にそうお伝えください」と言われたのだが、「そんな細かいこと… どうでも良さそうなことまで伝達されるのかなぁ? まぁ、その時に確認しなかった私も悪いんだから、もらえなくても仕方がないよな」と半ば諦めた。

車検日から一カ月以上が過ぎた一昨日にようやく100km超え… 昨日の昼前に“増し締め”のためにマイカーで出掛けた。店内の番号札発券機には10個以上の項目が並んでいたのだが、“増し締め”なんて項目はなく… 迷いに迷って“タイヤの空気圧点検”を押した。約20分後、番号が呼ばれたのだが、車検時のカウンターではなく普通のレジの方へ行くように指示が出ていたので「レジなんて初めてだけど… やっぱり項目が違っていたのかな?」と思った。

レジカウンターにいた男性に番号札を手渡すと、その男性がどこかからレンチを持ってきたので「あぁ、増し締めなんて… わざわざ整備士がやるほどのことじゃないもんな」と思いながら、駄目元でボックスティッシュの話をしたら「その時にお電話いただいてますか?」と聞かれただけで終わり、増し締めをする前に後部座席へティッシュを積み込んでくれた。帰宅後、「一度に運んでしまおう」とボックスティッシュ5個入りを6パック全て抱えて「落とさないように!」と力を込めたら箱が潰れ… 玄関前で「あ、鍵を開けられないじゃん」と思った瞬間にドサドサドサ… 何やってんだか…