バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

相変わらずの学生たち

2009年07月18日 21時06分15秒 | バス運転士

夕方、某学校を出発して表通りへ出たのだが、時間が時間だけに渋滞していた。二人の学生らしき女性が、道路左側の歩道を歩いていた。そこから約30m先にはバス停があるので、私は「二人の学生は乗客だろうか?」と考えていた。渋滞の車列が少し動いて、私のバスはその二人を追い抜いたのだが、またすぐに止まってしまった。バス停はもうすぐそこ… 一人の女性がバスを待っている… 二人の学生は、相変わらずお喋りしながら歩いていたので、私は「その辺のアパートにでも住んでいるのか?」と思った。再び渋滞の車列が流れてバス停に到着、待っていた女性は乗り込み… 案の定、そこへ二人の学生が走ってきて、バスに飛び乗ったのだが… 乗車口で立ち止まって、カバンをゴソゴソやっていた。バスカードを取り出しているのである。その間にも、どんどん後続車に追い抜かれて行く… その分、次の信号で待つ回数が増えて、さらに遅れてしまう… 一瞬、「お前ら、何をモタモタやっとるんだ!」と思ったけれど、すぐに私は鉄仮面に変身してしまった。そこでイライラして、急いで、事故でも起こそうものならば、私の方がバカになってしまうから… 終点の某駅まで“安全運転”に徹しました。

女二人は、バスに追い抜かれた時点で「自分たちの乗るバスが来ている」と分かったはずである。ところが、そこで「バス停に一人立っているから必ずバスは止まる。慌てなくても大丈夫」と思ったに違いない。だから、マイペースでダラダラと歩き続けていたのだ。しかし、いよいよバスが待っていた女性を乗せて… となって、慌てて走ってきてバスに乗り込んだのである。その類の生物は結構いるので、まぁ、それはいいとして… その後がいけない。女二人が定期券などの利用者で、サッと乗ってサッと座ってくれれば良かったのだが… バスカードを…!! モタモタと…!! それならば、先にバス停まで走ってきて用意しておくのが常識である。ん? たまたま? ウッカリ? いえいえ、違いますよ。バスカードを機械に通した後も、二人でお喋りしながらモタモタと席を探していましたから… そういう奴らなんです。

このように「自分たちが乗れるかどうか」だけはしっかりと考えて、「他の人たちに迷惑をかけるかどうか」についてはまったく考えられない自己中心的な生物たち… こんなのが近い将来「先生」と呼ばれるなんてねぇ…


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2 コメント

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こんにちは。 (クリボン)
2009-07-21 10:27:23
こんにちは。

う~ん 最近の若い者はなんて年寄り臭い事は言いませんが・・・そんなもんですね。

この若者を育てた親世代に問題があると思いますね。自由を履き違えて育ってしまったから子供にも躾がが出来ていなかったんじゃないかな?しっかりした若者も沢山知ってます。自由には権利と義務があるんですね。

自分も気を付けないといけませんけどね。
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クリボン様。 (Unknown)
2009-07-21 23:48:10
クリボン様。
こんばんは。そんなもんですか… どこでも同じですかね。ハハハ… 仰るとおり、そこの学生さんたちの大半は良いのですが、一部の奴らが印象に残ってしまうもので… 私も常に気を付けています。そうじゃないと言えませんから…
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