バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

競馬場駅前での人間あれこれ

2008年03月08日 21時27分45秒 | バス運転士

今週もJRA○○競馬場の仕事になりました。駅の改札口からのお客様の流れが切れるタイミングを見ながら、バスに発車の合図をしていたのですが… ある時、バスの発車直後にコンビニから出てきたのか、一人のオッサンが乗り場に立っている私のところへやって来て「なんだよぉ~。これだから駄目なんだ…」と言い放って行ってしまったのです。私は「何が駄目なんだよ? 朝っぱらから気分悪いなぁ…」と思いました。

しばらくして、バス乗り場に1台のマイカー(ソコソコ高そうな車)が止まりました。運転手がエンジンを切ってどこかへ行こうとしたので、私は「移動してください」と言いました。すると野郎(20代後半?)は車に乗り込みながら「うっとおしいなぁ~」と独り言を言ったようだったので、私も車に背を向けながら「駐車禁止って書いてあるだろう」と独り言を言いました。するとそれが聞こえたらしく、野郎は再び車から出て来て文句を言い出したのです。「今、何言った?」「お前は偉いのか!?」「名前を言え!」「今、何とかしてやるから待ってろ!」「いいな、覚えておけ!」などなど…。こうなると、仕事中である私の方こそ「うっとおしいなぁ~」と言いたくなります。だから余計な受け答えをせずに、何を言われても「移動してください」の一点張りで通しました。二言目に「お前は偉いのか!?」と言った野郎は、“地位”にコンプレックスを持っているのでしょうか… 確かに、車と比べるとかなり貧相な服装だったような… あ、服装について私が他人のことをどうこうなんて言えませんよね。ハハハ…

それから数十分後、小奇麗な身なりをした初老の男性が乗り場にやって来ました。「私は○○競馬場に初めて来たんですよ」「今の住まいはアメリカなんです」「今夜は東京へ行き、その後は新潟などをブラブラと…」「3ヵ月ほど競馬、競艇、パチンコ… 遊んでから帰ります」だってさ。あぁ、そうですか… 羨ましい限りです。私もサッカーくじかロト6で…。神様! 嫁さん駄目なら金をくれぇ~!!