極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

縞鯵と行動的読書法

2010年03月14日 | 環境工学システム論


鴬に続く さえずり届くほど 梅から桜 渡る暖かさ



 「環境地下水学」

★★★★★

山雀(ヤマガラ)かよく分からないが、鴬が訪
れた後暫く道を隔てた川岸から時折さえずりが
聞こえていたが、今朝は同じように山雀らしき
鳴きごえが聞こえている。図書館で借りていた
本の返却に立ち寄りった城郭には大勢の観光客
でにぎあっていた。もう四月の季節だと間違え
そうな日柄だと、軽四を運転しなが帰ってきた。
借りてきた本の殆どが実用的な教科書だったが
『環境地下水学』はよく纏まっている。速読だ
か環境研究活動に即戦力で役立つだろうと。

 藤縄克之

「環境科学は、勝れて総合的であることにその
特徴がある。本書では、数学、物理学、化学、
地学等の基礎が総動員されているが、付録を付
けると共に初歩から説き起こしたので、内容の
割には読みやすいのでは無いかと思う。また、
地下水に関わる関連法令などについても整理し
てあるので、実務者にも役立つものと思う」と
の解説イントロは大袈裟でない程の相当鋭意な
力作だ。

※目次:
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素材加工事典(誠文堂新光社) 「素材加工事典」

★★★★☆

 

二冊目は、ハードウエアとデザインの実現の基
礎になる素材と加工に関する事典だ。「デザイ
ナー エンジニア プランナー必携の一冊」。
家具、家電、車などあらゆるプロダクトデザイ
ンを手がける上で、素材選びは重要なファクタ
ー。従来は木材、金属、ガラスなどを中心にモ
ノ作りがなされていたが、現在ではプラスティ
ック素材をはじめ、セラミック、エコマテリア
ルなど様々な素材があり、モノ作りに利用でき
る様々な素材を紹介し、どんな素材かを組成か
ら細かく解説されている」。これも速読だが、
全国のユニークなモノづくり例の紹介されてい
る。具体的な事業開発の行動時には大変役に立
つと確信する。

 

 飯田吉秋




★★★★☆



IT革命、インターネットの急速な普及に伴い、
新たな法的問題が発生している。サイバーポル
ノの規制、名誉・プライヴァシーの保護、プロ
ヴァイダーの責任、電子商取引、コンピュータ
ー犯罪、著作権、商標,国際紛争と裁判所轄な
どについて、よりわかりやすく解説。インター
ネットをとりまく技術の進歩には、めまぐるし
いものがある。インターネットはさらに普及し、
われわれの生活に果たす役割はさらに大きくな
ってきている。それに伴い、インターネットを
とりまく法律も、大きく姿を変えようとしてい
る。インターネットをめぐる法律問題をやさし
く解説するため、この本の初版を1999年に出版、
インターネットの世界では、とてもわずかばか
りの修正では対応できないほどの出来事が生じ
た。インターネットの普及に伴い、新たな法的
問題も生じ、ネットオークションでの詐欺的行
為、ネット上での名誉侵害、プライバシー侵害、
個人情報の流出、知的財産権の侵害、不正アク
セスなどだ。これらの問題は従来の法律では対
応しきれず、従来の法律を形式的に適用すると
不都合が生ずるものもあり、新法が生まれる必
然性が高まっている。

JAIPAロゴ TCA TELESA

三冊めは、これからの行動属性そのものであり
重要な、というか「知らないではすまされない」
領域だが、ここ数ヶ月で片付けて置かなければ
ならないという程度で差し直し。

※1「
電子契約特例法
※2「
プロバイダ責任制限法」「法律の図解
※3「
電子帳簿保存法






【養殖の鏡 シマアジ】



シマアジ(縞鯵、島鯵)学名 Pseudocaranx dentex
は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。
亜熱帯・温帯海域の沿岸部に生息する大型のア
ジである。食用にもなり、日本ではアジ類の中
で最高級の食材として扱われる。標準和名「シ
マアジ」はもともと東京・和歌山・富山・高知
等各地で呼ばれていた呼称で、体側に縦帯があ
ることから「縞鯵」、もしくは伊豆諸島等島嶼
での漁獲が多いことから「島鯵」の名がある。



学名の種名"dentex"は「鯛」の意で、扁平な体型
がタイ類に似ることに因る。英名は"White trevally"
(白いアジ)、または和名と同じ由来で"Striped
jack
"(縞アジ)とも呼ばれる。旬は夏から秋。
小型のものは年間を通して美味で、特に冬は最
高。小型でも美味。マダイのような上品ななか
に、アジ独特の背の青い魚の旨みが含まれ、脂
も上質で、クセがない。養殖ものでも比較的臭
みがなく、天然ものよりも脂が強い。



シマアジの養殖が始まったのは、海面養殖が全
国的に普及してきた昭和38年頃からで、種苗の
自給ができる県では、早くから注目し養殖対象
魚種として、開発試験を行ってきた。養殖は当
初採算的に短期養成で、商品価値の低い400~
600gの漁獲魚を1kg以上に育てる蓄養方式がと
られた。さらに多年養殖の普及につれて、現在
は稚魚からの養成に移ってきた(養殖 2,568 t /
1998
) 。養殖法はハマチに準ずることで特に問
題はないが、給餌効率や給餌方法などこまかい
飼育方法には未検討のところが多く課題となっ
ている。
■             

コメント
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