鴬に続く さえずり届くほど 梅から桜 渡る暖かさ
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「環境地下水学」
★★★★★
山雀(ヤマガラ)かよく分からないが、鴬が訪
れた後暫く道を隔てた川岸から時折さえずりが
聞こえていたが、今朝は同じように山雀らしき
鳴きごえが聞こえている。図書館で借りていた
本の返却に立ち寄りった城郭には大勢の観光客
でにぎあっていた。もう四月の季節だと間違え
そうな日柄だと、軽四を運転しなが帰ってきた。
借りてきた本の殆どが実用的な教科書だったが
『環境地下水学』はよく纏まっている。速読だ
か環境研究活動に即戦力で役立つだろうと。
藤縄克之
「環境科学は、勝れて総合的であることにその
特徴がある。本書では、数学、物理学、化学、
地学等の基礎が総動員されているが、付録を付
けると共に初歩から説き起こしたので、内容の
割には読みやすいのでは無いかと思う。また、
地下水に関わる関連法令などについても整理し
てあるので、実務者にも役立つものと思う」と
の解説イントロは大袈裟でない程の相当鋭意な
力作だ。
※目次: 詳細目次 PDFファイル
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「素材加工事典」
★★★★☆
二冊目は、ハードウエアとデザインの実現の基
礎になる素材と加工に関する事典だ。「デザイ
ナー エンジニア プランナー必携の一冊」。
家具、家電、車などあらゆるプロダクトデザイ
ンを手がける上で、素材選びは重要なファクタ
ー。従来は木材、金属、ガラスなどを中心にモ
ノ作りがなされていたが、現在ではプラスティ
ック素材をはじめ、セラミック、エコマテリア
ルなど様々な素材があり、モノ作りに利用でき
る様々な素材を紹介し、どんな素材かを組成か
ら細かく解説されている」。これも速読だが、
全国のユニークなモノづくり例の紹介されてい
る。具体的な事業開発の行動時には大変役に立
つと確信する。
飯田吉秋
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★★★★☆
IT革命、インターネットの急速な普及に伴い、
新たな法的問題が発生している。サイバーポル
ノの規制、名誉・プライヴァシーの保護、プロ
ヴァイダーの責任、電子商取引、コンピュータ
ー犯罪、著作権、商標,国際紛争と裁判所轄な
どについて、よりわかりやすく解説。インター
ネットをとりまく技術の進歩には、めまぐるし
いものがある。インターネットはさらに普及し、
われわれの生活に果たす役割はさらに大きくな
ってきている。それに伴い、インターネットを
とりまく法律も、大きく姿を変えようとしてい
る。インターネットをめぐる法律問題をやさし
く解説するため、この本の初版を1999年に出版、
インターネットの世界では、とてもわずかばか
りの修正では対応できないほどの出来事が生じ
た。インターネットの普及に伴い、新たな法的
問題も生じ、ネットオークションでの詐欺的行
為、ネット上での名誉侵害、プライバシー侵害、
個人情報の流出、知的財産権の侵害、不正アク
セスなどだ。これらの問題は従来の法律では対
応しきれず、従来の法律を形式的に適用すると
不都合が生ずるものもあり、新法が生まれる必
然性が高まっている。
三冊めは、これからの行動属性そのものであり
重要な、というか「知らないではすまされない」
領域だが、ここ数ヶ月で片付けて置かなければ
ならないという程度で差し直し。
※1「電子契約特例法」
※2「プロバイダ責任制限法」「法律の図解」
※3「電子帳簿保存法」
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【養殖の鏡 シマアジ】
シマアジ(縞鯵、島鯵)学名 Pseudocaranx dentex
は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。
亜熱帯・温帯海域の沿岸部に生息する大型のア
ジである。食用にもなり、日本ではアジ類の中
で最高級の食材として扱われる。標準和名「シ
マアジ」はもともと東京・和歌山・富山・高知
等各地で呼ばれていた呼称で、体側に縦帯があ
ることから「縞鯵」、もしくは伊豆諸島等島嶼
での漁獲が多いことから「島鯵」の名がある。
学名の種名"dentex"は「鯛」の意で、扁平な体型
がタイ類に似ることに因る。英名は"White trevally"
(白いアジ)、または和名と同じ由来で"Striped
jack"(縞アジ)とも呼ばれる。旬は夏から秋。
小型のものは年間を通して美味で、特に冬は最
高。小型でも美味。マダイのような上品ななか
に、アジ独特の背の青い魚の旨みが含まれ、脂
も上質で、クセがない。養殖ものでも比較的臭
みがなく、天然ものよりも脂が強い。
シマアジの養殖が始まったのは、海面養殖が全
国的に普及してきた昭和38年頃からで、種苗の
自給ができる県では、早くから注目し養殖対象
魚種として、開発試験を行ってきた。養殖は当
初採算的に短期養成で、商品価値の低い400~
600gの漁獲魚を1kg以上に育てる蓄養方式がと
られた。さらに多年養殖の普及につれて、現在
は稚魚からの養成に移ってきた(養殖 2,568 t /
1998) 。養殖法はハマチに準ずることで特に問
題はないが、給餌効率や給餌方法などこまかい
飼育方法には未検討のところが多く課題となっ
ている。
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