三浦 雄一郎が世界で初めて八十歳という高齢でエベレスト登頂に成功したというニュースに、今日は
五十一歳の井戸木鴻樹が通算11アンダー、273でシニアゴルフメジャー大会制覇したというニュー
スが届き高齢者も頑張っているんだという力を与えてくれているようだ。と、いうことで日本百名山
の立山登頂を付和雷同するかのように決める。
ところで、エベレスト(英: Everest)はチョモランマ(チベット語:Chomolungma)、サガルマータ(
ネパール語:Sagarmāthā)は、ヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山。英名はインド測量局の長官を務め
たジョージ・エベレスト (George Everest) にちなんでいる。1920年代からの長きにわたる挑戦の末、
1953年に英国隊のエドモンド・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルゲイによって初登頂がなされた。
また、エベレストの標高については諸説あり、1954年にインド測量局が周辺12ヶ所で測定しその結果
を平均して得られた8,848 mという数値が長年一般に認められてきた。1975年には中国政府が雪面を含
む標高を8,849.05m(8,848.13 m+積雪0.92 m)と測定した。1999年、全米地理学協会はGPSによる測定
値が8,850mだったと発表した。2005年10月9日、中国国家測量局が2005年5月時点での標高は8,844.43
m(3.5mの氷雪は標高に含まず)と発表。ただし、ネパール政府は現在もこれらの測定結果を認定せず
公式には8,848 mとしている。地殻変動、地球温暖化による影響などもあり、標高は年々変動している
と考えられている。さらに、エベレストの南麓に位置するネパールのサガルマータ国立公園はユネス
コの世界遺産に登録されている。度重なる登山の遺留物、廃棄物で周囲はかなり汚れていることが指
摘されており、野口健らによる清掃登山も行われている。
地質的には、山体はチョモランマ層、ノース・コル層、ロンブク層の3つに区分される。それぞれが低
角度の衝上断層で境される異地岩体である。ゴンドワナ大陸の一部であったインド亜大陸が白亜紀に
マダガスカル島から分離し、新生代にユーラシア大陸に衝突しヒマラヤ山脈ができた。頂上から8,600
mのチョモランマ層はエベレスト層とも呼ばれ、石灰岩、ドロマイト、シルト岩から成る。オルドビス
紀を示す三葉虫やウミユリの破片を含む。8,600 mから7,000 mのノース・コル層のうち、上部8,200m
までが有名な「イエローバンド」で、エベレストの写真にはっきり写る白い帯である。大理石が風化
して黄褐色になったもので、ウミユリを含む。8,200 mから7,600 mは千枚岩と片岩から成る。7,600m
から7,000mは片岩に大理石薄層が挟まれる。以上の変成岩は泥岩、頁岩、砂岩、石灰岩などから成る
フリッシュが変成作用を受けたものである。7,000 mより下のロンブク層は片岩と片麻岩で、様々な厚
さの白粒岩の岩脈と岩床が無数に貫入している。
登頂史の始まり、1893年、東アジアで軍人として活躍したフランシス・ヤングハズバンド (Francis
Younghusband) とグルカ連隊の勇将チャールズ・グランヴィル・ブルース准将 (Charles Granville
Bruce) がエベレスト登頂について話し合ったのが具体的なエベレスト登頂計画の嚆矢であるといわれ
ているが、エベレストに登頂するにはネパール政府に登山料を支払わないと登れないシステムになっ
ている。ルートは15種類あり、そのうちの最も安い「ノーマルルート」は1人25,000米ドル(日本円で
約240万円)である。ただし「ノーマルルート」は人数が多くなると割引があり、最大の7人参加の場
合70,000米ドル、1人あたり10,000米ドルとなる。登山料は一度払うと2年間は登る権利があるが、キ
ャンセルした場合でも一切返還されないといわれているまた、年齢制限は、ネパール側の登山ルート
では成人(16歳以上)のみ登山ができる年齢制限がかかり、2010年9月よりチベット側登山ルートによ
る登山が18歳から60歳に年齢制限がかかる。このため、2010年6月現在の最年少登頂者(13歳)の記録
を更新するのは不可能になる。制限導入の背景は、従来より若年層による登山にはより大きな危険が
伴うと批判が出ていたこと、最年少記録更新のヒートアップが予想されたことなどがあるという。
蒼天落ち来たりて もの皆すべてを押しつぶさぬ限り、
豊饒なる大地引き裂かれ もの皆すべてを飲み込まぬ限り、
波立つ海原干上がりて もの皆すべてを涸らしめぬ限り、
この誓い 破らるることはなし。
我ここに誓う。
汝仮初めの巫女なれば その意その志 我は妨げんことを。
『ケルト神話』
スコットランドにはスカイフォールという場所は実在しないが、スコットランドで撮影されたことは
事実という。長い間、スカフォールがボンドの出生の地であることを知らずに中国の「杞憂」由来だ
と思いこんでいたことが間違えであることを今夜DVD『スカフォール』を観て知る。いろいろと細
かく観ていくともっと面白いことが、深みのあることが分かるだろうが今夜はこれが限界でこの続き
はまた別の日に考えてみたいが異なった考えを膨らませてしまっていたことに心が揺れていた。
本当は、別のテーマ掲載したかったのだが、昼間の作業がこたえている。朝日新聞では福島原発の国
連科学委員会が国民全体の甲状腺被爆量の算定結果を掲載していたが、薄氷を踏む状態に不気味さと
苛立ちを感じているのは何もわたしだけでないだろうと思う。ひとりで出来ることを精一杯、余裕を
もってやり遂げるしかないと確認したところで、今夜はこの辺で。