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『エレクトラ』デアデビル、スピンオフ

2006-02-04 01:03:48 | SF

エレクトラ
ELEKTRA(2005年カナダ、アメリカ)
 監督          ロブ・ボウマン
 脚本          ザック・ペン
              スチュ・ジッカーマン
              レイヴン・メッツナー
 キャラクター創造    フランク・ミラー
 キャラクター創造(映画)マーク・スティーヴン・ジョンソン
 出演          ジェニファー・ガーナー
              テレンス・スタンプ
              ケイリー=ヒロユキ・タガワ
              ゴラン・ヴィシュニック
              ウィル・ユン・リー

 ■ストーリー■
 かつて戦いの中で死んだエレクトラは、盲目の武術の達人スティックの不思議な力により生き返る。スティックは「キマグレ」という武術の達人だった。
 厳しい修行の末、悟りの境地に達せず、破門されたエレクトラは殺し屋として生計をたてるが、ある日、暗殺の標的であるマーク・ミラーとその娘アビーを救ったことから、スティックと悪の暗殺集団ザ・ハンドとの戦いに巻き込まれるのだった。

 ■感想■
 アメリカンコミックの映画化作品『デアデビル』(2003年)のヒロイン、エレクトラを主人公にスピンオフしたアクションムービー。
 主演は『デアデビル』で同じ役を演じたジェニファー・ガーナー。
 共演はイギリスから来た男テレンス・スタンプ。
 ケイリー=ヒロユキ・タガワ。ボブ・サップも殺し屋役で出演してます。
 
 監督は人気TVシリーズ「Xファイル」や『Xファイル・ザ・ムービー』(1998年)『サラマンダー』(2002年)ののロブ・ボウマン。
 ロブ・ボウマンなんで微妙な期待感だったんですけど、悪い意味で期待通りというか、微妙な感じの作品でした。
 
 大体、今作って『デアデビル』と同じ世界なの??それともエレクトラのキャラクターだけスピンオフした別物なの??
 多分、後者でしょうねぇ。
 
 『デアデビル』は、現実離れしたキャラクターは主人公のデアデビルとコリン・ファレルが演じたブルズアイくらいでしたが、ブルズアイはアクション映画の悪役としてはギリギリ、セーフって感じでした。
 それが今作になったら、訳のわからない力“キマグレ”が出てきちゃうのはまだしも、死んだ人間が生き返ったり!登場人物も武術の達人スティックって目が不自由なのにあんなに強くて、あれじゃ、デアデビルより強いよ!!
 それに「キマグレ」って何??日本語の「気まぐれ」ってことなのかな??いわゆる水の上走ったりする“シナンジュ”の同じようなカテゴリーの“力”なのかな??
 シナンジュって『レモ第1の挑戦』(1985年)に出てくる力です。日本語吹替えつきでDVD発売して欲しいなぁ! 

 それに、エレクトラもいくら「キマグレ」の厳しい特訓したからって、強くなりすぎでしょ。やっぱりデアデビルより強くなってる!!
 あと、「ザ・ハンド」の殺し屋5人組は何??全員ミュータントか怪物以外何者でもないでしょ。1人だけ、カッコがハデなだけで普通のカンフー使いみたいな殺し屋もいましたけどね。
 ボブ・サップですが、やられ方が情けないです!ショットガンで撃たれても大丈夫なのに、木がぶつかったからやられちゃうなんて。ショットガンの方が強そうなんだけど…。
 
 やっぱり『デアデビル』の世界とは別に考えた方が面白いですネ。
 
 女性のアクションシーンを撮る事が大好きな監督チン・シウトンが、今作を監督すれば良かったのに!!!
 
まぁ、今作は可も無く、不可も無く、普通の娯楽作って感じでした。う~ん、期待しすぎなければ面白いんでしょうか??
  
 自分的には「『デアデビル』のスピンオフだーッ!!」って期待しちゃったんで、今いち、ダメでした。『デアデビル』は、自分はけっこう好きなんですよね~! 50点

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ジェニファー・ガーナー,テレンス・スタンプ,カーステン・プラウト,ゴラン・ヴィシュニック,ボブ・サップ
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コメント (2)
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