『チャウ・シンチー マイヒーロー』一本漫画闖天涯 MY HERO(90年香港)
監督 レオン・カーヤン
出演 チャウ・シンチー、ウィルソン・ラム、シン・フィオン
■ストーリー■
コミックのヒーローにあこがれるウェイターのシンは、ある日、自分の店にやってきた組織のボス、ワイを狙った事件に巻き込まれてしまう。ワイはシンの「危ない」という危険を知らせる声のおかげで無事だったが、ワイを狙ったホンイーにシンや店が襲われ、原因のシンは店をクビになってしまう。シンはワイからもらった名刺をツテにワイの元へ行き、ワイの組織に入るのだった。
□■□ネタバレあり!未見の人は読まないように!□■□
■感想■
チャウ・シンチー主演のコメディ風味のノワールアクション!!
今作は90年の作品なので、チャウ・シンチーの作品というより、あくまで、チャウ・シンチーは出演者の1人です。
それでもコメディ味は、ホンの隠し味で、今作のストーリーは、組織に入ったお調子者の若者が、組織の中でのしあがっていく正統派ノワール物です!!
90年代当時の作品というと『狼男たちの挽歌最終章』(89年)『アゲイン男たちの挽歌Ⅲ』(90年)などが公開されてる年なので、香港ノワールがまだまだブームのころだったんですかネ??
というのは、「チャウ・シンチーのコメディかぁ??」な~んて軽い気持ちで観たらビックリ!!
映画の中では、60人くらい人が死んじゃってます!!(ウソじゃ無いですからネ!!)
銃撃戦もバリバリ、ハリウッドのアクション映画も驚く物量です!!全体的な雰囲気がコメディ調なのと、BGMがいつもの香港映画風のノーテンキな軽い音楽なので、アクションシーンが、より一層引き立ってます!!引き立つというより、アクションシーンが浮いてるという話も!!!
火あぶり、生首、ハデな銃撃戦!そういったシーンが、普通のシーンのあとに、突然出てくるので、かなりビックリ、ビックリ!!
ノーテンキなコメディと思って観ると、少しヒキますヨ!コメディでもアクションシーンに一切手抜きしない香港映画だから、今作みたいな、どちらかといえばマジメなノワールがテーマだとなおさら、非情です!!
麻薬取引のため訪れたタイでの、ボートからの襲撃シーンなんて「あれ、何の映画観てるんだっけ??戦争映画観てるんだっけ??」って思っちゃいます。
そんなシーンが、ホントに普通にドンドン出てくるんだもんネ。アル・パチーノの『スカーフェイス』(83年)のラストの銃撃戦なんかより、インパクトが100倍あります!!
チュウ・シンチーが見逃してやった敵対組織のマフィアは、シンチーが行こうとしたら、後ろから撃とうとしたり!!あ、このシーン、甘い性格のシンを描写してるだけでなく、あとあとへの伏線に!!さすが香港映画!!1つのシーンで2つの意味合いを持たせるなんて!!それがワザとらしくなくて、ゴクゴク普通に描かれちゃうんだもんネこれだから香港映画はやめられない!!
大体、コミック好きなシンのキャラクターって、観客のツカミのためだけの設定で、ストーリーにほとんど絡んでないですしね。そういうところも好きです!香港映画!!
まぁ、コミック好きというより、コミックのヒーローにあこがれてるっていう設定ですネ!それが、現実のホントの銃撃戦やら、色んな事件を経験することによって成長していくってことなんですかネ??
笑いあり!恋愛あり!若者の成長あり!友情あり!銃撃戦あり!生首あり!火あぶりあり!で、もうお腹いっぱいです。この映画わずかランニングタイム92分なのに、1クールのTVドラマを観たような印象です。う~、面白かったです!!75点
監督 レオン・カーヤン
出演 チャウ・シンチー、ウィルソン・ラム、シン・フィオン
■ストーリー■
コミックのヒーローにあこがれるウェイターのシンは、ある日、自分の店にやってきた組織のボス、ワイを狙った事件に巻き込まれてしまう。ワイはシンの「危ない」という危険を知らせる声のおかげで無事だったが、ワイを狙ったホンイーにシンや店が襲われ、原因のシンは店をクビになってしまう。シンはワイからもらった名刺をツテにワイの元へ行き、ワイの組織に入るのだった。
□■□ネタバレあり!未見の人は読まないように!□■□
■感想■
チャウ・シンチー主演のコメディ風味のノワールアクション!!
今作は90年の作品なので、チャウ・シンチーの作品というより、あくまで、チャウ・シンチーは出演者の1人です。
それでもコメディ味は、ホンの隠し味で、今作のストーリーは、組織に入ったお調子者の若者が、組織の中でのしあがっていく正統派ノワール物です!!
90年代当時の作品というと『狼男たちの挽歌最終章』(89年)『アゲイン男たちの挽歌Ⅲ』(90年)などが公開されてる年なので、香港ノワールがまだまだブームのころだったんですかネ??
というのは、「チャウ・シンチーのコメディかぁ??」な~んて軽い気持ちで観たらビックリ!!
映画の中では、60人くらい人が死んじゃってます!!(ウソじゃ無いですからネ!!)
銃撃戦もバリバリ、ハリウッドのアクション映画も驚く物量です!!全体的な雰囲気がコメディ調なのと、BGMがいつもの香港映画風のノーテンキな軽い音楽なので、アクションシーンが、より一層引き立ってます!!引き立つというより、アクションシーンが浮いてるという話も!!!
火あぶり、生首、ハデな銃撃戦!そういったシーンが、普通のシーンのあとに、突然出てくるので、かなりビックリ、ビックリ!!
ノーテンキなコメディと思って観ると、少しヒキますヨ!コメディでもアクションシーンに一切手抜きしない香港映画だから、今作みたいな、どちらかといえばマジメなノワールがテーマだとなおさら、非情です!!
麻薬取引のため訪れたタイでの、ボートからの襲撃シーンなんて「あれ、何の映画観てるんだっけ??戦争映画観てるんだっけ??」って思っちゃいます。
そんなシーンが、ホントに普通にドンドン出てくるんだもんネ。アル・パチーノの『スカーフェイス』(83年)のラストの銃撃戦なんかより、インパクトが100倍あります!!
チュウ・シンチーが見逃してやった敵対組織のマフィアは、シンチーが行こうとしたら、後ろから撃とうとしたり!!あ、このシーン、甘い性格のシンを描写してるだけでなく、あとあとへの伏線に!!さすが香港映画!!1つのシーンで2つの意味合いを持たせるなんて!!それがワザとらしくなくて、ゴクゴク普通に描かれちゃうんだもんネこれだから香港映画はやめられない!!
大体、コミック好きなシンのキャラクターって、観客のツカミのためだけの設定で、ストーリーにほとんど絡んでないですしね。そういうところも好きです!香港映画!!
まぁ、コミック好きというより、コミックのヒーローにあこがれてるっていう設定ですネ!それが、現実のホントの銃撃戦やら、色んな事件を経験することによって成長していくってことなんですかネ??
笑いあり!恋愛あり!若者の成長あり!友情あり!銃撃戦あり!生首あり!火あぶりあり!で、もうお腹いっぱいです。この映画わずかランニングタイム92分なのに、1クールのTVドラマを観たような印象です。う~、面白かったです!!75点