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『暗闇でドッキリ』美人は犯人じゃない!

2006-02-17 00:37:03 | コメデイ
暗闇でドッキリ
A SHOT IN THE DARK(1964年アメリカ)
 監督 ブレーク・エドワーズ
 出演 ピーター・セラーズ、ハーバート・ロム、エルケ・ソマー

 ■ストーリー■
 富豪のバロン邸で殺人事件が起きた。運転手のミゲルが恋人マリア・ガンブレリと一緒にいたところ拳銃で撃たれて殺されたのだ。ミゲルが殺されたとき鍵のかかった部屋にいて、側には撃ったばかりの拳銃をもったマリアがいたのだ。そしてマリア以外のバロン邸にいた全員にアリバイがあった。富豪のバロンとは知らずパリ警視庁はクルーゾー警部を派遣してしまうのだった。クルーゾー警部は捜査から外されるのだが、圧力がかかりクルーゾーが捜査にあたることになるのだった。天使のように美しいマリアが殺人を犯すはずがないとクルーゾー警部は犯人探しを始めるのだった…。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 『暗闇でドッキリ』ってこんな話だったんですね。まるっきり忘れてました!
 あまりにも単純な、まるで「コントみたいな笑いのシーン」でけっこう笑えました。でもクスリとするレベルですけど。噴水に落っこちたり、地球儀に手はさんだりとかビリヤードするシーンとかドリフのコントなみですけど、今観るとかえって新鮮です。
 
 ピーター・セラーズ演じるクルーゾー警部は「重要なのは事実!」とかいって、第1、第2の殺人事件で、どうみても犯人のマリアを「美人だから犯人のはずが無い!」って逮捕しないのは、けっこう笑えます。マリアが犯人じゃなかったらTVシリーズ「弁護士ペリーメイスン」とか「弁護士ペトロチェリー」になっちゃうヨ。180度逆転みたいな感じでね。
 
 「美人が殺人を犯すはずがない!!」って論理がすでにおかしいんですけど、それが正しいんだからネ!!
 実は、この作品のDVD、TVの吹替え音源使用で「日本語吹替え」つきなんですけど、エルケ・ソマー演じるマリアがラストの真犯人がわかるシーンで「犯人は私!」みたいなことを言うなんていう噂を聞いたもんで、ラストのみんなで話すシーン、注意して聞いてたんですけど、そんなこと無いみたいです。

 TVでオンエアしてくれたら、エアチェックして確かめるんですけど、最近、TVの映画劇場で、放映されなかったんで、つい確かめたくてDVD買っちゃいました

 イヤ~、もうずっと昔に観たんで、まるっきり内容忘れてました。でも、本当はピンクパンサーシリーズでは『ピンクパンサー3』(76年)が1番好きなんですけど。
 『ピンクパンサー3』もDVDが単品で発売されたらDVD買っちゃおうかな??コメディ調のスパイ物ですけど、007映画より好きです

 『暗闇でドッキリ』もよくよく考えたら、ミステリーとして十分通用する推理物ですもんネ。あ、でも本格的なミステリー映画ファンは、観て違ってても怒らないで下さい

 こういうクラシックな映画がTVの映画枠でどんどん放映されるとうれしいのにネ!!70点
コメント
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