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『ローレライ』日本映画の実力

2006-02-22 22:59:43 | 日本映画
ローレライ
(2005年日本)
 監督 樋口 慎嗣
 出演 役所 広司、妻夫木 聡、柳葉 敏郎、香椎 由宇 パウラ・アツコ・エブナー 
 ■ストーリー■
 1945年8月、アメリカ軍は広島に原爆を投下し、第2の原爆を投下しようとしていた。日本軍は原爆投下を阻止するため潜水艦、伊507に新兵器ローレライを搭載し出発するのだった。

 ■感想■
 人気作家、福井晴敏の「終戦のローレライ」を映画化した戦争映画です。2005年は『亡国のイージス』、『戦国自衛隊1549』と福井春敏イヤーでした!“作家、福井晴敏”は、もう2005年の@KOBAの流行大賞ですヨ。
 「だから、どうした!!」って感じですけど。どの作品も印象が薄すぎです。まぁ、この中では『亡国のイージス』が1番マシですけど、それにしても長すぎな上に、意味不明の“水中キス”シーン!の存在が大きすぎて、ダメダメ作品ですけど。

 今作の出来も「だから、どうした!!」って感じでした。
何の期待もしてなかったですけど、ランニングタイム128分って何??
「やっぱり、長いなぁ~」
もうそれ以上の感想もそれ以下の感想も無いです。
 長すぎです!!この内容なら、あと40分カットしてちょうだい!!

 潜水艦映画ってむずかしいのに、チャレンジしちゃって!!まぁ、軽いB級系の戦争アクションとしてみれば、こういうのもアリなのかな??
 今作の登場人物の中で、役所広司演じる絹見艦長、カッコ良すぎです!「ムダに死ぬな!」みたいな考えを主張してます。
 
 日本の軍人でカッコ良いといえば、ロバート・アルドリッチ監督の『燃える戦場』(70年)の高倉健を思い出しちゃいました。
 日本軍から逃げる、クリフ・ロバートソンとマイケル・ケインたちに、森中に仕掛けられたスピーカーを使って、降伏を迫るときに
「死んで勲章をもらっても、棺桶が重たくなるだけだ!」みたいなこと言って説得するでしょ。健さん、カッコ良かったぁ~!!そんな軍人が、当時の日本軍にいたのかなぁ??とか思っちゃいますけど、高倉健がカッコよかったです!
 だからって、これから今作『ローレライ』を観る人は期待しないでネ。

 TVの映画枠とかで、もちろん深夜で良いから『燃える戦場』とかオンエアしてくれないかな??2時間30分枠とかで。あ、もちろん日本語吹替えでネ!

 イヤ、でも『ローレライ』だって、TVの番組改変時期のスペシャルドラマのTVムービーを観るつもりで観れば十分面白いですよ。イヤ、それでも、少し長すぎかな??
 自分的には『亡国のイージス』、『戦国自衛隊1549』と比べても、今作が1番ダメでした。15点 
コメント (2)
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