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『CASSHERN』意味不明!

2006-02-13 23:56:49 | 日本映画
『CASSHERN』(04年日本)
 監督 紀里谷 和明
 出演 伊勢谷 友介、麻生 久美子、寺尾 聡、唐沢 寿明、樋口 可南子、佐田 真由美
 
 ■ストーリー■
 大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合の世界大戦が50年続き、世界は荒廃していた。東博士は、病気の妻のため、人間のあらゆる部位を造り出す“新造細胞”を研究していたが、実験は失敗「新造人間」が生まれてしまうのだった。

 ■感想■
 70年代の人気アニメ「新造人間キャシャーン」の実写映画化です。この映画も「観よう!観よう!」と思いつつ見逃していたんですけど、05年2月12日、TV朝日の日曜洋画劇場でオンエアしてくれたんで観れました!!
 しかも、映画枠30分延長でのオンエアです!!オリジナルのランニングタイムが141分ですからネ。それでも20分くらいカットか。でもホントにオリジナル版観たかったらレンタルするから、十分です。

 監督は宇多田ヒカルの夫で有名な紀里谷和明です。宇多田ヒカルのミュージックビデオとかを手がけていた人らしいですけど、やっぱりというか、プロモーションビデオ出身の監督が、長篇映画の監督になったときに、やりそうなことやっちゃってます!!!!

 それは、ヴィジュアルは、キレイな意味ありげなシーン!の連続にも関わらず、長篇映画として観ると
 ストーリーが分からなくい!つながらない!まるっきり意味不明!っていうことです!!!

 それでも、感動出来るようなシーンでもあればまだ良いんですけど、観終わっての感想が、だから、何なんだ!!!!!ってコトです!
 
 目が疲れるような、凝ったMTVだかプロモーションビデオだかかみたいな映像は、まだ、ガマンします!!!でもストーリーが意味不明です!!!!!
 「何が言いたいんだ!」って感じです。こんな作品のために、映画枠30分延長したのね、しなくて良かったのに!!

 プロモーション風の映像も20分くらいなら斬新でいいかもしれませんけど、2時間以上の長篇でそんなことやられたら、たまったもんじゃないです。イヤイヤ、今作に比べたら『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』(04年)が名作に思えてきちゃいます。

 ところで、最後の方の戦争のドキュメンタリーみたいな映像シーンの挿入は「戦争は良くないよ!」ってメッセージだったんですか??そんなテーマをわざわざ70年代のアニメの実写の映画化作品に持ち込まなくてもいいでしょ。エンターテイメント映画に、押し付けがましいメッセージはいりません!!
 分かりやすくて、楽しい映画を作って下さい。何の期待もしてなかったのに、この脱力感!!すごく悲しい!! 0点!
コメント
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