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『マスターズ・オブ・ホラー』インプリント ぼっけい、きょうてい

2006-09-05 01:18:27 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 「マスターズ・オブ・ホラー」7番目の記事は、三池崇史監督の「インプリント ぼっけい、きょうてい」です。
 余りの、残酷描写に、結局、本国アメリカで、TV放映できない(ケーブルTVでもネ)エピソードになって話題になりました!

インプリント ぼっけい、きょうてい』IMPRINT
 監督 三池 崇史 
 脚本 天願 大介 原作 岩井 志麻子
 出演 工藤 夕貴、ビリー・ドラゴ、根岸 季衣、美知枝

 ■ストーリー■
 孤島にある遊郭に、アメリカの新聞記者クリストファーがやってくる。愛する女郎、小桃を探しているのだ。この島に小桃がいないと知った彼は、島から帰ろうとするが翌朝まで舟は来ないというので、客引きをしない、部屋の奥にいる女郎を指名するのだった。
 クリストファーは、その女郎と話すうちに、小桃が半年前までこの島にいたことを知るのだった。

□■□超ネタバレあり!ストーリーの最後に触れてます!□■□
 ■感想■
 TV放映できませんヨ~、これじゃ!残酷描写が痛そう!生理的に痛そうなシーンがテンコ盛り状態です!三池監督もやりたい放題です!
 
 この“痛そうな作品”、どう考えても、TV向きじゃないです!この拷問シーンを映像化したかったんですか??日本の時代劇だったら、本当になんでも無い女郎の拷問シーンですけど、“SMチックなシーン”にウルサいアメリカの放送コードを考えたら、やっぱり放送しずらいかも!!
100万ドルで「なんでも撮って良い」って言われて、あの女郎の拷問シーンのある今作を、あえて、選ぶなんて!
 その他にも、子どもをおろすシーンとかがバンバン出てくるし、どう考えても、アメリカのTVコード通りそうに無いですねぇ~。
 
 生理的に“痛いシーン”の印象が強すぎです!でも、今作のような、あそこまで直接的な描写が無くても、かつての日本の時代劇は、女郎の拷問シーンとか、容疑者を痛めつけるような尋問シーンなんて、けっこうありましたもんね。

 でも、三池崇史監督も、日本映画の代表として、印象深い作品を、作ってくれました。ところで、工藤夕貴の正体って、何者ですか??“バスケットケース”なんですか??あのキャラクターの存在も超不気味!
 だって、ただでさえ、痛いシーンが印象的なのに、あの工藤夕貴のあの怖いキャラクターがダメ押し!日本てイヤな国って思われそう! 
 
 ところで、日本のホラー映画の代表監督として、もし“マスターズ・オブ・ホラー”の第3、第4シーズンとかがあったら、『リング』(88年)の中田秀夫監督とか『THE JUON 呪怨』(04年)の清水崇監督とかに監督してもらいたいですネ!(ちなみに、「マスターズ・オブ・ホラー」の第2シーズンの監督たちは、もう選ばれて、選定が終了してるみたいです)
コメント (6)
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