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『撃鉄2 クリティカル・リミット』沈黙の外国人2

2006-09-27 08:10:21 | アクション
撃鉄2クリティカル・リミット
BLACK DAWN(2005年アメリカ)
 監督 アレクサンダー・グラジンスキー
 出演 スティーブン・セガール、タマラ・ディビアス、ジュリアン・ストーン

 ■ストーリー■
 プラハで死亡したと思われていた元CIAエージェントのジョナサン・コールドが、ユタ州の刑務所から武器商人ジェームスを脱獄させた。ジェームスから、ある仕事を依頼されるのだが…。


 ■感想■
 スティーブン・セガールが、ジョナサン・コールドを演じた『撃鉄GEKITETZ ワルシャワの標的』(03年)の続編です。今作は、本国アメリカではオリジナルビデオみたいですネ。
 でも、なぜ、『撃鉄GEKITETZ ワルシャワの標的』の続編なの??ジョナサン・コールドのキャラクターって、そんなに特長があるキャラクターじゃなかったような気が…。まぁ、セガールの演じるキャラクターなんて、元エージェント、元泥棒、元SEAL、潜入捜査官、警官とかとかばっかりですもんネ~。どのキャラクターの続編でも良かったような気もします。『撃鉄GEKITETZ』も、それなりに良く出来てたから(セガール映画の中では)続編作るのは問題が無いといえば、無いんですけど…。

 でも、続編とは言っても、前作とのつながりはありません!!物語の舞台も東欧から、アメリカ国内へ!前作は、セガール作品のくせに、セガールより目立つサブキャラクターが多く出てきて、セガールも妙にピンチ!ピンチ!で「作風が違うなぁ~」とか思ったんですけど。
 ストーリーも、敵みたいなヤツと協力したり、戦ったり、良く分からなかった作品でした!見たときは、なんか、いつものセガールの方が面白いなぁ。とか思ったんですけど、今、思い返すと、ピンチ続きのセガールなんていうのも、それはそれで趣がありました!セガール得意のマーシャルアーツもそんなになくて、アクションも銃がメインでしたもんネ。

 で、その、セガール映画としては一風変った作品の続編の今作なんですけど、やっぱりというか、いつものセガール映画になってます!!
 でも、オリジナルビデオといっても、最近のセガール映画『沈黙の脱獄』(05年)、『沈黙の追撃』(05年)よりは、はるかに面白い!!
 それは、それで悲しいような気も!

 確かフリーランスのエージェントだったジョナサン・コールドですけど、今回はCIAの1組織の部員になってます。あれれ、主人公のキャラクターの設定自体が変ってるような気が…。
 
 今作でも、最近のセガール作品同様、敵がドンドン死んじゃって、ストーリーが進むに連れてくるくる変っていきます。
 でも、そんなに支離滅裂さは感じません!いつものセガール作品より、よっぽどマシです。セガールの作品は、セガールのファンがほとんどなんだから、全然OKですよ!
 最後の爆弾の処理が甘い気がしますけど、だって、あれって核爆弾でしょ。いくら小型でも、海が汚染されちゃいます!魚介類が汚染されちゃいますヨ~。いくらセガール映画でも、アレにはちょっと??それとも海の底にけっこう沈んだですか??50点 
コメント (2)
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