『ゲゲゲの鬼太郎』
(2007年日本)
監督 本木 克英
脚本 羽原 大介
出演 ウエンツ・瑛士
井上 真央
田中 麗奈
■ストーリー■
妖怪、ゲゲゲの鬼太郎のもとに、人間の小学生、健太から依頼がくるのだった。テーマパーク建設のために稲荷神社の解体工事が始まって、不気味な妖怪たちが出現していたのだ。一方、妖怪の世界で封印されていた「妖怪石」が何物かに盗まれてしまったのだ。「妖怪石」を持っていると疑われた健太に、石を返すよう妖怪たちが迫ってくるのだった。
■感想■
人気コミックで、何回も、何回もアニメ化されてシリーズ化されている「ゲゲゲの鬼太郎」の実写映画化作品。
2007年4月に劇場公開された作品です!
続編『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』の劇場公開にあわせて、2008年7月5日のフジTV系の「土曜プレミアム」で放映されました。一昨年までだったらレンタル開始くらいに、借りて観て記事にしていたんでしょうけど、昨年からはほとんど映画を観てないので、TVで放映されるまで待っちゃいました。
「いつか観なきゃ!いつか観なきゃ!いつか観なきゃ!」とまでは思っていませんでしたけど、「いつか観れたら…」くらいは思っていたんですけどね。
だからレンタルDVD借りて観ないでいました。TVで放映してくれて良かったです。
主人公、鬼太郎にウエンツ・瑛士、猫娘に田中麗奈、ねずみ男に大泉洋、砂かけばばあに室井滋、子泣き爺に間寛平がそれぞれ妖怪を演じています。評判があまり良くなかった今作ですけど、出演者たちは、それなりに雰囲気が出てるし、出演者的にはメイクを含めてOKです!!
でも、肝心なストーリーがひどすぎです!!
ヒドイ!!
ヒドイ!!
ヒドイ!!
ヒドイ!!
人間の主人公のキャラクター、小学生の健太を襲ってきた空狐がまるで「悪党」のように描かれてますけど、良く良く映画を観てると、結局「空狐」たちの方が、正しい気が・・・。
どう考えても、「妖怪」の大切にしている「妖怪石」を隠し持っている健太の方が悪いでしょ!!
ヒドイ!
ヒドイ!!
こんなストーリーを映画版で作るなんて、もうちょっと考えて欲しかったです。
劇場映画にするのにピッタリのストーリーをもともっと練りこんで欲しかったです。TVのスペシャルなドラマじゃないんですから。
でも、小学生や中学生くらいの年齢だったら、今作を観たらけっこう楽しめるんでしょうか??
主人公も小学生だし。あまりどぎつくないストーリーもファミリームービーとしては最適かも。自分の好みじゃないですけどね。 20点
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