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『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』甘甘ラスト!

2010-01-04 00:15:09 | 日本映画
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
(2008年日本)
 監督 本木 克英
 脚本 沢村 光彦
 原作 水木 しげる
 出演 ウェンツ 瑛士、北乃 きい、田中 麗奈、大泉 洋、緒方 拳、寺島しのぶ、 萩原 聖人、佐野 史郎

 ■ストーリー■
 夜中にかごめの歌を聞いた若い女性が行方不明になる事件が発生する。現場には銀のうろこが残されていた。ゲゲゲの鬼太郎は、女子高生の楓とともに事件の調査を始めるが、この事件には1000年の呪いが関係していた。

 ■感想■
 2007年の『ゲゲゲの鬼太郎』の続編。
 主人公の「ゲゲゲの鬼太郎」のウェンツ瑛士をはじめ、田中麗奈、大泉洋等オリジナルと同じキャストです。

 いかにも子ども向けでジュヴナイルな内容だった前作と比べて格段と映画っぽくなりました!!
 「どうせ、つまらないでしょ…」
 と思って観たんで、けっこうビックリ!!

 でも、でも、でも、やっぱり子ども向けな展開に!!子どもが観ても楽しめて、大人が観ても楽しめる作品を作って欲しいです!!
 最後、ぬらりひょんに操られた怨念の集合体が暴れだして、町に向かうのに、良いところで事件が解決!!寺山しのぶが萩原聖人と会って誤解が解けて和解してしまうところで、超ガッカリ!!
 人間に対する恨みは残っているはずだから、あそこは、あのまま街中に怨霊が攻めていって暴れまくって街の人々を殺しまくって死屍累々状態にしてくれないと!!
 せめて街を破壊して、人々を500人くらい殺すくらいのシーンを描いてから寺山しのぶの怒りが鎮めて欲しかったですね。
 まぁ、映画館に子どもを連れて行った親からすごいクレームがくるんでしょうけどね!!
 クレームつける親なんか無視して血まみれのスプラッター修羅場を描いて欲しかった。妖怪がでてくるホラー系の作品で、人が死ぬシーンを描かないなんて、カレー粉の入っていないカレーみたいです。
 映画を年に1~2回くらいしか観ないのに、スプラッターシーンとかあったら怒るんでしょうね!!まぁ、自分もここ最近は、映画館にはあんまり行って無いんで偉そうなことは言えないんですけど。
 ビデオゲームみたいに、“この映画には残酷なシーンが含まれています”みたいなシールをポスターに貼ってスプラッターシーンを描いて欲しかったですね。

 スプラッターシーン無し!
 ハッピーエンド!
 
 作り手の意識の「今作をを観る層は子どもだから」っていうのが全面に出すぎ!!
 でも、自分が親で、小さな子ども連れて行って、今作で血まみれな残酷シーンあったらけっこうショックだろうなぁ!!どうせなら、いっそのコト“R-15"にしちゃうとかどうでしょう??
 前作より、映画っぽくなっているだけにちょっと考えちゃいました!!撃たれれば血が出るし、死ぬときは死ぬ!ディズニーの映画じゃないんですから!!
 『ピーターパン』や『バンビ』を観にいくつもりで『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』を観に行く人ばかりじゃないと思うんですけどね。

 でも、アイドル映画や、難病物やケータイ小説の原作の映画化みたいな映画よりは1000倍は良いですからね!!55点 

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