『MOTHER マザー』
HOUSE OF VOICES(2005年フランス)
監督 パスカル・ロジェ
脚本 パスカル・ロジェ
出演 ヴィルジニー・ルドッワイヤン、ルー・ドワイヨン、カトリオーナ・マコール、ドリナ・ラザール、エリック・ブラット
■ストーリー■
1958年フレンチアルプスにある孤児院“サンタンジュ”に妊娠しているアンナが世話係としてやってくる。アンナはどうやら以前の雇い主との間で問題を起こしたため、妊娠を隠して勤めだすのだった。
アンナが着任早々、サンタンジュは閉鎖されることが決まっており、孤児たちは新しい場所へと巣立っていくのだった。しかし、精神が不自由なジュディスだけが里親が決まらずサンタンジュに残ることになるのだった。
院長のフランカルドは不在がちなため、広い孤児院にアンナとジュディスと先輩の雑用係りの3人で過ごすことになるのだが、アンナの身の周りで不思議な現象が起きはじめるのだった。
□■□ネタばれあり!□■□
■感想■
『マーターズ』(08年)のパスカル・ロジェ監督の2004年のホラー映画。
記事をアップするのが逆になってしまいましたが、『マーターズ』を観る前に予習のつもりで鑑賞しました。
『マーターズ』は、ホラー映画ファンの間で、すごく評判になっていたんで、期待してたんですよね!でも、『マーターズ』を先に観ていたら、今作『MOTHER マザー』は観ていなかったかも??
『マーターズ』って、グロイ印象が強いだけで、ストーリーが前半と後半で違う作風の作品になっているのが面白いだけって感じの感想しか持たなかったんですよね。
とにかく、今作は、ごくごく普通のホラー映画です!!
普通というか、オーソドックスというか、定番のホラーというか、なんで今さらこんなホラー映画、撮るの??って印象の作品です!!でも、まぁ、オーソドックスな展開なだけに安心して観ていられますけどね。
それにしても、ランニングタイム100分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!
演出力は、それなりにあるんでしょうけど、このストーリーで100分はひっぱりすぎ!!
孤児院にいた幽霊たちがゾンビになって暴れだして、町の住民たちを襲うようなクライマックスがあるとか、実はこの孤児院がナチスがヒットラーのクローン人間を作るための実験をするための施設で、最後はナチハンターとの大銃撃戦でも用意してくれているなら、100分でも全然OKですけど、観ていてオチが分かってしまうような定番の展開で100分は長すぎ!!
この内容なら、80分くらいでOKです!!
『マーターズ』のときも、そうでしたけど、登場するキャラクターに誰も感情移入できない感じです。アクション映画でも、ホラー映画でも、普通は感情移入できるようなキャラクターが主人公ってコトが多いですけど、なぜか、パスカル・ロジェ監督の作品の主人公たちは感情移入できない感じ!
ちょっと突き放しすぎな感じも…。
ちょっとイヤな感じの主人公たち!!と思ってるから、悲劇的な展開になっても、「へ~、そうなんだ!!」っていう感じになっちゃいます!!今作のヒロインもちょっと神経質な感じで、好きなキャラクターでは無かったです!!
ところで今作は、『クライングフリーマン』(96年)、『ジェヴォーダンの獣』(01年)、『サイレントヒル』(06年)の監督クリストフ・ガンズが製作で関わっています!!ホラー映画的には、パスカル・ロジェ監督作品っていうことよりも、そっちの方が重要かも!!
また、キャストに、『地獄の門』(80年)、『ビヨンド』(80年)、『アマゾニアン柔肌に秘めた魔境伝説』(88年)のカトリオーナ・マッコールが出演しています!!院長の役なんで、ちょこっとしか画面には出てきませんけど、ホラー映画ファンに目配せしたような、こういうキャスティングには、少しだけうれしくなっちゃいます!!
でも、今作で喜べるのはそこだけなんですけどね!!40点
HOUSE OF VOICES(2005年フランス)
監督 パスカル・ロジェ
脚本 パスカル・ロジェ
出演 ヴィルジニー・ルドッワイヤン、ルー・ドワイヨン、カトリオーナ・マコール、ドリナ・ラザール、エリック・ブラット
■ストーリー■
1958年フレンチアルプスにある孤児院“サンタンジュ”に妊娠しているアンナが世話係としてやってくる。アンナはどうやら以前の雇い主との間で問題を起こしたため、妊娠を隠して勤めだすのだった。
アンナが着任早々、サンタンジュは閉鎖されることが決まっており、孤児たちは新しい場所へと巣立っていくのだった。しかし、精神が不自由なジュディスだけが里親が決まらずサンタンジュに残ることになるのだった。
院長のフランカルドは不在がちなため、広い孤児院にアンナとジュディスと先輩の雑用係りの3人で過ごすことになるのだが、アンナの身の周りで不思議な現象が起きはじめるのだった。
□■□ネタばれあり!□■□
■感想■
『マーターズ』(08年)のパスカル・ロジェ監督の2004年のホラー映画。
記事をアップするのが逆になってしまいましたが、『マーターズ』を観る前に予習のつもりで鑑賞しました。
『マーターズ』は、ホラー映画ファンの間で、すごく評判になっていたんで、期待してたんですよね!でも、『マーターズ』を先に観ていたら、今作『MOTHER マザー』は観ていなかったかも??
『マーターズ』って、グロイ印象が強いだけで、ストーリーが前半と後半で違う作風の作品になっているのが面白いだけって感じの感想しか持たなかったんですよね。
とにかく、今作は、ごくごく普通のホラー映画です!!
普通というか、オーソドックスというか、定番のホラーというか、なんで今さらこんなホラー映画、撮るの??って印象の作品です!!でも、まぁ、オーソドックスな展開なだけに安心して観ていられますけどね。
それにしても、ランニングタイム100分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!
演出力は、それなりにあるんでしょうけど、このストーリーで100分はひっぱりすぎ!!
孤児院にいた幽霊たちがゾンビになって暴れだして、町の住民たちを襲うようなクライマックスがあるとか、実はこの孤児院がナチスがヒットラーのクローン人間を作るための実験をするための施設で、最後はナチハンターとの大銃撃戦でも用意してくれているなら、100分でも全然OKですけど、観ていてオチが分かってしまうような定番の展開で100分は長すぎ!!
この内容なら、80分くらいでOKです!!
『マーターズ』のときも、そうでしたけど、登場するキャラクターに誰も感情移入できない感じです。アクション映画でも、ホラー映画でも、普通は感情移入できるようなキャラクターが主人公ってコトが多いですけど、なぜか、パスカル・ロジェ監督の作品の主人公たちは感情移入できない感じ!
ちょっと突き放しすぎな感じも…。
ちょっとイヤな感じの主人公たち!!と思ってるから、悲劇的な展開になっても、「へ~、そうなんだ!!」っていう感じになっちゃいます!!今作のヒロインもちょっと神経質な感じで、好きなキャラクターでは無かったです!!
ところで今作は、『クライングフリーマン』(96年)、『ジェヴォーダンの獣』(01年)、『サイレントヒル』(06年)の監督クリストフ・ガンズが製作で関わっています!!ホラー映画的には、パスカル・ロジェ監督作品っていうことよりも、そっちの方が重要かも!!
また、キャストに、『地獄の門』(80年)、『ビヨンド』(80年)、『アマゾニアン柔肌に秘めた魔境伝説』(88年)のカトリオーナ・マッコールが出演しています!!院長の役なんで、ちょこっとしか画面には出てきませんけど、ホラー映画ファンに目配せしたような、こういうキャスティングには、少しだけうれしくなっちゃいます!!
でも、今作で喜べるのはそこだけなんですけどね!!40点
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