『タイムボンバー』
TIME BOMB(1991年アメリカ)
監督 アヴィ・ネッシャー
脚本 アヴィ・ネッシャー
出演 マイケル・ビーン
パッツィ・ケンジット
リチャード・ジョーダン
ロバート・カルプ
■ストーリー■
時計屋エディ・ケイは近所で起きた火災現場から取り残された親子を救い出す。そのニュース映像を偶然見たテイラー大佐は、エディを殺すようにエージェントを差し向けるのだった。超人的な身体能力で助かるが、それ以降、昼間から幻影を見るようになってしまうのだった。以前、時計の修理を依頼してきた精神分析医ノルマーに相談にいくのだった。しかし、その帰り道にも敵が現れ命を狙われてしまうのだった。駐車場から帰宅しようとしていたノルマーの車に乗せてもらいその場を逃れるのだったが…。
■感想■
マイケル・ビーン主演のアクション映画。
共演はパッツィ・ケンジット、リチャード・ジョーダン、ロバート・カルプとB級アクション映画とは思えない豪華なキャスティング!
監督はアヴィ・ネッシャー。アクション、サスペンス、SF系の作品を2001年クライまで監督していましたが、それ以降は普通のドラマやコメディを監督しているみたいで、日本では2001年の『デス・ヴィレッジ』が最後の公開(DVDスルー)作です。
肩のこらない、ポップコーンでも食べながら観るのに最適なアクション映画です!
どこかで観たことのある主人公の設定やら、無駄に派手な銃撃シーン!
でも、今作は1991年の作品なんで、映画的には記憶が植えつけられた無敵の主人公の設定は珍しかったのかもしれないですね。
まぁ、それを言ったら、『ボーン・アイデンティティー』(2002年)の原作のロバート・ラドラム「暗殺者」はもっともっと古い作品でしたね。
アクション映画にありがちな定番の設定と言ったら、それまでですけどね。
ランニングタイムも96分と、TVの地上波の2時間枠で放送するには、ちょうど良い長さなんですが、実は最近の地上波では放送しにくい理由が!
まず主人公の記憶に出てくる女性がベッドの上で裸!!
芸術性の何もなく、とにかく裸!
あとは、敵から逃げる主人公とヒロインが逃げ込むのがポルノを上映している映画館!
ハデな銃撃戦のバックには、当然ポルノが流れています!!
これは、観ている人を笑わすためなのか、ただ、こういう劇場で銃撃戦をやったら面白いと思ったのかは不明ですが、今の日本の地上波のゴールデンタイムではカットになっちゃうんでしょうねぇ。
ゴールデンタイムの映画枠も地上波では、ほとんどないから、関係ないとも…。
かつて地上波では放送したことがあるのですが、そのときは該当シーンをカットして放送したんでしょうか??
でも、この幻影の裸のシーンや、ポルノ映画館での銃撃シーンがあるだけで、本国アメリカではレイティングが上がってしまうんではないでしょうか?? 60点
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