『エキスパート』
THE EXPERT(1994年アメリカ)
監督 リック・エイヴリー
脚本 マックス・アラン・コリンズ
ラリー・コーエン(ノンクレジット)
出演 ジェフ・スピークスマン
ジェームズ・ブローリン
マイケル・シェイナー
アレックス・ダッチャー
■ストーリー■
特殊部隊に護身術と白兵戦を教えている派遣教官ジョン・ロマックスの妹変質者によって殺された。犯人のマーティン・ケイガンは死刑の判決が出るが、収監された刑務所では、マスコミへの対応に失敗した所長の退陣があった。新らしい所長は人権擁護派であり、ケイガンを治療センターへの移送を考えていた。そのことを知ったロマックスは刑務所に侵入、個人的に復讐をしようとしていた!
■感想■
数々の映画でスタントコーディネーターをやっているリック・エイヴリーが監督したアクション映画。
脚本に、ノンクレジットでラリー・コーエンが関わってます!クレジットされているマックス・アラン・コリンズは超ダメダメ映画になってしまった『ロード・オブ・パーディション』(2002年)の原作を書いてます。
監督のリック・エイヴリーが、数々の作品でスタントコーディネーターをやっているだけあって、無意味にアクションシーンがスゴスギです。
ストーリー本編とあんまり関係ない殺人鬼ヘイズンの家族が、捕らえられた3男のボビーを取り返しに審問会に来るシーンとか無意味にハデです。
主人公のジェフ・スピークスマンとハデな乱闘シーンが繰り広げられますけど、そこまで必要なの??って感じです!
また、酒場から出てきた男たちとの乱闘シーンも大迫力!
でも、このシーンも本編と全然関係ないです!本編と関係ないアクションシーンがいくつも用意されてます!でも、これって、なんかアクション映画としては、破綻してる気が!
ラリー・コーエンが脚本で、どう関わったのかわからないですけど、とにかくアクション映画の快作です。無関係なアクションシーンがいくつもあるのもラリー・コーエが脚本だから??って疑っちゃいます!
本当は、すごく才能があるのに、なぜかどんな作品でもB級作品にしちゃうラリー・コーエンだけに、そういうコトもあり得ますよね!
ラリー・コーエンと言えば、原作の時代設定を現代にして、アクション映画の大傑作にした『探偵マイク・ハマー俺が掟だ!』(1982年)や、ちょっと不思議な設定のハードボイルド『殺しのベストセラー』(1987年)の脚本を書いています!
また、アイスクリームの恐怖を描いた『ザ・スタッフ ゾンビのデザート』(1985年)や、連続殺人鬼を描いた作品と思わせて怪獣映画になる『空の大怪獣Q』(1982年)を書いてる超エンターテイメント脚本家ですもんね。
ありえない設定を堂々と書く脚本家ですから、何が起きても驚きません!
最近もTVシリーズのホラーアンソロジー「マスターズ・オブ・ホラー」の第1シーズンの1エピソード「ハンティング」でも、シリアルキラーが3組も出てくる作品の脚本を書いています!
「そんな、バカな!」
でも、そこがラリー・コーエンの作品の良いところ!
ところで、刑務所長って、そんなに偉いんですか??知事に交渉までできるんですか??今まで観てきたサスペンス映画だと、そんなイメージ無いんですけど、ラリー・コーエンの作品なんで、OKです。
今作って、良く考えると、主人公のジェフ・スピークスマンって、勝手に刑務所に潜入して、死刑囚や、恨みを持つ犯人を殺しちゃってるんですけど、それってアリなんですか??
まぁ、死刑囚だし、妹を殺した犯人は刑務所長や刑務所の看守たちを殺しちゃってるから正当防衛になるんですかね??
アメリカの警察も、その地域、地域でずいぶ法律が違いそうだから、ジェフ・スピークスマンも無罪放免なんでしょうね!
だって、地元の警察の特殊部隊の教官ですもんね!いくら荒唐無稽なアクション映画とはいえ、そういうところは気になっちゃいます!
でも、やっぱりラリー・コーエンのファンなら必見の作品です!TV東京の映画枠で放映した日本語吹き替え音源つきで、ぜひDVD化して欲しいです! 70点
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