『グレース呪われた純潔』
GRACE(2014年アメリカ、カナダ)
監督 ジェフ・チャン
脚本 ジェフ・チャン
クリス・パレ
出演 アレクシア・ファスト
アラン・デイル
■ストーリー■
生まれるときに母親が死に生を受けたグレイスは、厳しい祖母の元を離れ大学生活を送るが、身の回りで奇妙なできごとが起こりはじめるのだった。
■感想■
1人称のPOV形式のホラー映画。
良くあるビデオカメラの視点でなく、ヒロインの視点で描かれていきます。
映画の冒頭は普通なのに、すぐに1人称形式に。
(正確にはヒロインの視点ではなく、何かの視点なんですが…)
まず、感想は
「観にくい・・・」
とにかく、観にくい。
観にくくても、ストーリーが面白ければOKなんですが、肝心なストーリーが1970年代のオカルト映画そのままのストーリー!!
「2010年代になぜ、このストーリー??」と思わせる、オカルト映画を観たことがある映画ファンだったら、何回もどこかで観たコトあるようなストーリーが展開されていきます。
何回早送りしようと思ったか??
何回ストップボタンを押そうと思ったか?
観るのがつらかったです。
最後まで観れば、なんか変わった要素が出てくるかも??と思って観ましたが、結局、何もなし!!
何の変哲もないストーリーな上に、観にくい1人称!!
ストーリーは大学生活と、実家に戻る2部構成に。
「大学生活のシーン自体必要なかったのでは??」と思うくらいに、前半と後半で完全にストーリーが分断されています。
長編映画を撮るのが少し苦手なんでしょうか??
まぁ、でも若い映画ファンは『エクソシスト』(1973年)からブームになったオカルト映画のブームなんて知らないでしょうから、このストーリーでも少しは新鮮かもしれないです。
もちろん、「エクソシスト」のイタリアの柳の下のドジョウの便乗作品『レディ・イポリタの恋人夢魔』(1974年)『デアボリカ』(1973年)も知らないでしょうしね。
でも、エンターテイメント映画の製作者たちは、昔の映画と違う魅力ある映画を作って欲しいですね~。
自分は、この映画はダメでした。 0点
1973年からストーリーが全然変わっていない。
昔の映画を観た方が怖いし、面白いかも??
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